【キノコホテル】『単独実演会 サロ
ン・ド・キノコ~晩夏のヒメゴト』2
011年8月27日 at 渋谷CLUB QUATTRO

撮影:斎藤真理/取材:ジャガー

夜な夜な繰り広げられる秘密の花園に好奇心を抑えられない女性たちが増え始め、今宵の単独実演会は男女ひしめき合う超満員。エマニュエル小湊(電気ベース)、イザベル=ケメ鴨川(電気ギター)、ファビエンヌ猪苗代(ドラムス)らが先にステージに現れ、おどろおどろしいサウンドを奏で始めると、支配人のマリアンヌ東雲(歌と電気オルガン)が鞭を持って颯爽と登場。不気味かつ優美な雰囲気を創造し、エモーショナルなサウンドでじわじわと観客を魅了する。支配人曰く、“キノコホテル総決算的な内容”とのことで、聴き慣れたベース音に歓声がどっと沸いた代表曲のひとつ「もえつきたいの」、サビの爆発力が痛快な「真っ赤なゼリー」など、狂喜乱舞せずにはいられないナンバーを続けた。さらに、11月3日には支配人念願のキネマ倶楽部での単独実演会が決定したことを報告し、その中毒性の高さを知らしめた。



セットリスト

  1. セットリストの公表は控えさせていただきます。

キノコホテル

全ての楽曲を手がける鬼才・マリアンヌ東雲を中心に創業された謎めいた女性だけの音楽集団。2010年2月にアルバム『マリアンヌの憂鬱』でデビューする。キュート&クールなルックスと強烈なキャラクター、楽曲のクオリティーや実演会(ライヴ)での爆発力は唯一無二。パンク/ニューウェイヴ、60'sロックンロール、プログレ、ラテンなど、さまざまなサウンドを昇華した濃厚な音楽性で、老若男女、メジャー/アンダーグラウンドを超えて幅広く浸透しており、その中毒性は高く、“いつか視た幻”のような既聴感を憶える“ありそうでなかった音楽”を提供し続けている。

アーティスト