【WEBER】『WEBER First Zepp LIVE
“Adventure”』2017年1月21日 at Z
epp DiverCity Tokyo
2013年結成、ヴォーカルふたりとダンサーふたりで構成されるダンス&ヴォーカルグループWEBER。彼らにとって初のZeppライヴはステージに階段状の豪華なセットが組まれていて、この公演にかけるメンバー、スタッフの想いが伝わってきた。前半は「BEAT the BLACK」や2月8日にリリースされるメジャーデビュー曲「オオカミの涙」のカップリング「Burning Glow」などダンスナンバーをたたみかけるように観せていく。オーディエンスを鼓舞するような力強いHayato 、落ち着いたやさしさを醸し出すTaka.。ふたりのヴォーカルはまったく違う色を持っているからこそ表現の幅が広い。そして、Jとlittle Skeetのダンサー組はふたりだけのパフォーマンスを披露。得意ジャンルは異なるという彼らだが、息の合ったコンビネーションでステージを盛り上げ、会場は大いに沸いた。
9曲目の「01」ではHayato が10人のダンサーを引き連れて華やかに歌う。一方、Taka.はこの日が母の誕生日ということで、“家族の歌を作ってきました”と話し、「変わらない場所」をギターの弾き語りで歌い上げる。最後に“おめでとう”と照れ臭そうに小さくつぶやいたのが印象的だった。
この日、一番強い印象を与えたのはメジャーデビュー曲「オオカミの涙」。インタビューの際、Jが“WEBERって振りを作るのが難しいんですよ。今まで出してきたシングル曲もそうですけれど、今回が一番難しかった。でも、この曲をダンスでも表現できるようになったら、ダンスヴォーカルグループとしてもう一つ強みを得るのかなと考えて”と語っていたナンバーだ。“この曲に関しては一方的にこっちが届けて、伝えて、何か感じてもらえるものを出すという作品にしよう、という気持ちで振りは作りました”と説明していたが、じっとステージを観入るオーディエンスの様子を見て、彼らの考えがよく理解できた。
最後のMCではTaka.とHayatoはこの公演ができたことや、昔を振り返りながらこれまで支えてくれたファンやスタッフへの感謝の気持ちと今後の決意を語る。しかし、3人目でマイクを渡されたlittle Skeet は途中まで真面目な挨拶をするが、“堅苦しい言葉は似合わないんですよ”としんみりした会場の空気を笑いに変えた。さらに本当の気持ちを5・7・5にまとめて詠もうと試みたところ、“アドベンチャー、ここから先の…”と最後を締める言葉を忘れてしまうという衝撃の結末となり、メンバーも崩れ落ちる。
“やってくれたなぁ”と苦笑しながら、最後を引き継いだのはしっかり者のリーダーJ。“この先まだまだ冒険は続くんですけれども、本当にみなさんと一緒に進んでいく気まんまんで、そしてみなさんを支えられるだけじゃなくて、連れて行く気持ちで、いろいろなところで頑張っていきたいと思います。この4人で今日もステージに立てて、俺はすごく幸せでした。たぶんメンバーも同じ気持ちだと思います。今日、1日ありがとうございました!”とビシッとまとめたのはさすがだ。
“人として何かを伝えられるグループになりたい”と話していたWEBER。彼ら力強い第一歩を感じさせるライヴだった。
9曲目の「01」ではHayato が10人のダンサーを引き連れて華やかに歌う。一方、Taka.はこの日が母の誕生日ということで、“家族の歌を作ってきました”と話し、「変わらない場所」をギターの弾き語りで歌い上げる。最後に“おめでとう”と照れ臭そうに小さくつぶやいたのが印象的だった。
この日、一番強い印象を与えたのはメジャーデビュー曲「オオカミの涙」。インタビューの際、Jが“WEBERって振りを作るのが難しいんですよ。今まで出してきたシングル曲もそうですけれど、今回が一番難しかった。でも、この曲をダンスでも表現できるようになったら、ダンスヴォーカルグループとしてもう一つ強みを得るのかなと考えて”と語っていたナンバーだ。“この曲に関しては一方的にこっちが届けて、伝えて、何か感じてもらえるものを出すという作品にしよう、という気持ちで振りは作りました”と説明していたが、じっとステージを観入るオーディエンスの様子を見て、彼らの考えがよく理解できた。
最後のMCではTaka.とHayatoはこの公演ができたことや、昔を振り返りながらこれまで支えてくれたファンやスタッフへの感謝の気持ちと今後の決意を語る。しかし、3人目でマイクを渡されたlittle Skeet は途中まで真面目な挨拶をするが、“堅苦しい言葉は似合わないんですよ”としんみりした会場の空気を笑いに変えた。さらに本当の気持ちを5・7・5にまとめて詠もうと試みたところ、“アドベンチャー、ここから先の…”と最後を締める言葉を忘れてしまうという衝撃の結末となり、メンバーも崩れ落ちる。
“やってくれたなぁ”と苦笑しながら、最後を引き継いだのはしっかり者のリーダーJ。“この先まだまだ冒険は続くんですけれども、本当にみなさんと一緒に進んでいく気まんまんで、そしてみなさんを支えられるだけじゃなくて、連れて行く気持ちで、いろいろなところで頑張っていきたいと思います。この4人で今日もステージに立てて、俺はすごく幸せでした。たぶんメンバーも同じ気持ちだと思います。今日、1日ありがとうございました!”とビシッとまとめたのはさすがだ。
“人として何かを伝えられるグループになりたい”と話していたWEBER。彼ら力強い第一歩を感じさせるライヴだった。
アーティスト
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