【がんばれ！Victory】ど真ん中の青
春ソング「青春！ヒーロー」

あやき

提供していただいた曲なんですが、すごく聴きやすくて覚えやすいし、私たちにもぴったりだなって。もうライヴでも演奏してるんですけど、最初の“青春だ！Vicotry”という掛け声を覚えて、一緒に歌ってくれる方もいて。

れな

この曲を始めて聴いたファンの方にも好評だし、“よっしゃ！”って（笑）。裏ではヒーヒー言ってますけどね。

しのぶ

とにかく弾くのが難しいんです。ベースのことで言えば、イントロにスラップが入ってるんですけど、テンポも速いし、右手の動きが大変で、“もう嫌ー！”って言いながらレコーディングしてました（笑）。

まゆこ

ドラムロールも多いし、チャイナシンバルでリズムを刻むところもあって、自分のビートの幅を広げられたなって。私は手数が多いドラムが苦手なんですけど、今回の曲でかなり鍛えられましたね。

れな

フレーズが難しいからこそ、弾けた時の達成感はありますね。私たちが好きな歪み系の音も活かせる曲だし、今回はみなみがソロを弾いてるんですよ。

みなみ

全然泣きませんでした！　自分的にすごく手が動きやすいフレーズだったんですよ。

あやき

すごく前向きな歌詞ですからね。自分たちも“調子が悪い時でも、それを乗り越えて頑張ろう！”って思ってるし、それを活動の中で何度も経験しているので、すごく歌いやすかったんです。今までのバンドのことを思い出せば、自然と言葉に気持ちが宿るというか。

あやき

そうですね。私もずっとつまずいてばかりなので。

みなみ

私もー（笑）。

あやき

（笑）。いくら失敗しても、それでも頑張らなきゃいけないので。ライヴの時は前向きじゃないと楽しくないですからね。

あやき

ええっ!?

みなみ

逆ですよ。いつも支えてもらってるので。

しのぶ

そうだよね。でも、“普段はダメダメなのに、演奏が始まるとカッコ良いっていうギャップがいいんだよね”ってファンの方に言ってもらったことがあるんですよ。そういうライヴを観ると“頑張ろう”っていう気持ちになれるって。

れな

“あんな子たちにもできるんだ!?”っていうのが、いい意味で親近感につながってるのかも（笑）。身近なヒーローという感じなのかもしれないですね。

まゆこ

BPM（1分間に刻む拍の数）が204ですからね。メタリカとアンスラックスとハイスタが混ざってる感じで、メンバーの手が追い付かないんですよ。しかも弾きながら掛け声とかもあるし。

れな

とにかくリズムが速いよね。もらった歌詞の紙に“204”って書いてあったんですけど、最初はBPMだと分からなくて、誰かの部屋の番号かと思いました（笑）。

しのぶ

204号室（笑）。この曲は歌詞も面白くて、メンバーの名前が入ってるんですよ。

れな

面白いし、凝ってるよね。“周りの人たちを大事にしよう”という愛情にあふれた歌詞でもあるし、一緒に歌ってくれるのも嬉しいけど、ぜひじっくり読んでみてほしいなって思います。

あやき

“既読スルー”とか最近の言葉が入ってるのもいいなって。身近な言葉があると、さらに伝わりやすいと思うんですよね。今の私たちよりもちょっと年下というか、高校生の頃にやっていたことを思い出しながら歌う感じですね。ストレス発散のためにカラオケに行ったりとか（笑）。

まゆこ

あやきとれながサビをユニゾンで歌ってるんですよ。

れな

そうなんです。コーラスはやってたんですけど、ユニゾンで歌うのは初めてで。

まゆこ

みなみが弾いてるんですよ。

みなみ

3連のフレーズが難しくて…

まゆこ

練習しよう！　いろいろと新しいことをやってるんですよね、2曲とも。

まゆこ

フェスに出たいですね。大きいフェスに出て自分たちをもっとアピールしたいし、いろんなジャンルのリスナーの方に観てもらいたいので。どんどん新しいことをやっていきたいです。

しのぶ

確かに。デビュー2年目になるし、新しい自分たちを見せていかないと前には進めないと思うので。

れな

変化は付けたいかな。ライヴをたくさんやらせてもらって、まだまだ課題はありつつも、土台はできつつあると思うんですよね。2016年はそこに色付けできたらいいなって。

あやき

ワンマンライヴができる地域を増やしていきたいです。そのために全国の方々に知ってもらわないと。

みなみ

ライヴはもちろん、いろんなメディアに出て、きっかけを掴みたいですね。2016年は攻めの年にします！