electric glass balloon

ブリッジやフリッパーズ・ギターと同じくらい素敵なエレクトリック・グラス・バルーン。フレーミング・リップス／ティーンエイジ・ファンクラブ／ジーザス＆メリーチェイン直系の音を日本でもっとも早く鳴らしたグループである。現在でこそ、そんなバンドはそれこそ星の数ほど存在し、多くの若者がリップスやティーンエイジへの支持を表明しているが、彼らがデビューした90年代初期においてはまったくもってマイリティであった。
92年、「beautiful days e.p」にてシーンに登場。先鋭性とポピュラリティを兼ね備えた名盤であったが、当時まったく話題にならなかった。その後も、スタイリッシュな青春ギターロック・ナンバーを多数輩出。コアなロック・ファンの間においては絶対的な存在へとなっていった。
現在は活動を休止している模様。中心メンバーであった杉浦英二（vo&g）は"SUGIURUMN"の名で活躍中である。