UNDER THE COUNTER

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    UNDER THE COUNTERアンダー・ザ・カウンター

    叙情的だが少し捻くれた文学的歌詞と、優しくてイマジネイティヴでエモーショナルだがどことなく哀感のあるバンド・アンサンブル、そして優等生的な(悪くいうと「どこにでもいそうな」)ヴィジュアル。日本のポップ〜ロック・ミュージック界をセールス面で支える、その大半は女性だと思う。だからこそ、ポップ〜ロック・バンド=UNDER THE COUNTERはもっと広く受け入れられることになるだろう——彼らは前述した要素をすべて満たしている。なんとも明快な方程式だ。
    関谷謙太郎(vo&g)、吉村洋平(g)、大隅知宇(b)、山脇祐湖(dr)の4人からなるUNDER THE COUNTERは、02年に結成された。しばらく都内のライヴ・ハウスを活動の拠点にしていた彼らだが、05年にインディ・アルバム『POOL OF CIDER』を発表することになる。同作品の上質っぷりによってさらなる飛躍を遂げた彼らは、あり余る創造性を2ndアルバム『WORLD AND MARBLES』(同年)に結集。その結果はいわずもがな、UNDER THE COUNTERは自分たちの花道を、ちょっと駆け足で突き進んでいる。男である筆者も、陰ながら応援しておりますよ。

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