The High Llamas
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The High Llamasザ・ハイ・ラマズ
80年代を通じポップ・デュオとして活躍したマイクロディズニーのメンバー、ショーン・オハーガンによって結成されたクラシック・ポップ・バンド。ビーチ・ボーイズの『キャビネッセンス』やヴァン・ダイク・パークスのアレンジ作風に影響を受け、オーケストラを多用したそのサウンドは独特、かつ完成されたポップ・スタイルをガッチリと確立している。バンドが結成された90年代から数々の作品を発表、代表作『ギデオン・ゲイ』はポップらしさを保ちながら、何度も繰り返されるコンセプト、ゆったりと流れる木管楽器やストリングス、そしてドナルド・フェーゲン風のヴォーカルを見事に紡ぎ合わせた秀作に仕上がっている。ヴォーカルのショーン・オハーガンはステレオラブの陰のキー・パーソンとしても活躍する。そして忘れてならないのは、ステレオラブのティム・ゲインとアンディ・ラムゼイと結成したユニット、ターン・オンの存在だろう。そのユニットの成功から追い風を受けるように発表されたのが、98年の『コールド・アンド・バウンシー』だ。綿密さで定評のあるアレンジに加え、エレクトロニクス・ミュージック・リミックスをより多く取り入れたこの作品には、フューチャー・アンティークなどと語られるステレオラブの影響がいたるところから感じられる。また99年に発表された最新作『スノーバグ』には、同じくステレオラブのメアリー・ハンセンとレティシア・サディエールがゲスト・ヴォーカルとしてほぼ全面参加しており、バンドの垣根を越えたコラボレーション活動が展開されている。94年の傑作『ギオデン・ゲイ』を聴きつつファンがひたすら願うのは、ハイ・ラマズが バンジョーを持ったステレオラブ にならないように…以前のテイストに戻ってほしい、ということだけかもしれない。
The High Llamasのニュース
- OKMusic編集部2011年11月14日
曲・アルバム
Here Come the Rattling Trees
2015年01月22日リリース
アルバム・16曲- 1 Here Come the Rattling Trees
- 2 McKain Underscore
- 3 Mona's Song
- 4 Mona Underscore
- 5 Plumber Recalls
- 6 Amy Recalls
- 7 Decorator Recalls
- 8 McKain James
- 9 Bramble Black
- 10 Jackie
- 11 Runner Recalls
- 12 Livorno
- 13 Livorno Underscore
- 14 Bramble Underscore
- 15 Prelude
- 16 Jackie Underscore
Here Come the Rattling Trees
Talahomi Way
2011年04月19日リリース
アルバム・12曲- 1 A Rock In May
- 2 Fly Baby, Fly
- 3 Take My Hand
- 4 Angel Connector
- 5 The Ring of Gold
- 6 Berry Adams
- 7 To the Abbey
- 8 Calling Up, Ringing Down
- 9 Wander, Jack Wander
- 10 Woven and Rolled
- 11 Talahomi Way
- 12 Crazy Connector
Talahomi Way
Can Cladders
2007年02月20日リリース
アルバム・13曲- 1 Summer Seen
- 2 Sailing Bells
- 3 The Old Spring Town
- 4 Cove Cutter (Hills and Fields)
- 5 Can Cladders
- 6 Something About Paper
- 7 Winter's Day
- 8 Dorothy Ashby
- 9 Clarion Union Hall
- 10 Honeytrop
- 11 Rollin'
- 12 Bacaroo
- 13 Boing Backwards
Can Cladders