Rootscoaster Vol.155 / 玉置周啓 MONO NO AWAREのフロントマンによるもうひとつの“顔”、MIZとしての核心に迫る3曲
東京を拠点に活動する4人組バンド、MONO NO AWAREのボーカル/ギターを務める玉置周啓が、同じくバンドのギタリスト・加藤成順と共に活動するユニット、MIZが初の正式音源『パジャマでハイウェイ /君に会った日は』を7インチ・シングルとしてリリースした。
同ユニットによるアコースティック主体のサウンドは、無駄なものを削ぎ落としたプリミティブで素朴な魅力に溢れている。もちろん、そこにはバンドでの音楽性との緩やかな接合点を見出すこともできるが、しかし、本人曰くそれぞれの立場でステージに立つ際は、「マインドが全く違う」とのこと。
今回は、そんなふたつの顔を持つ玉置周啓にルーツとなった作品を訊くことに。主にMIZとしての自分に影響を与えたであろう3曲を挙げてくれた。
Text By Takazumi Hosaka