Spotifyが2018年を振り返るランキングを発表 今年最も再生されたアーティストはDrake
世界最大の音楽ストリーミング・サービス、Spotifyが2018年音楽シーンを振り返るランキングを発表した。
今年、世界で最も再生されたアーティストはDrake。『Scorpion』と「God’s Plan」がアルバムとシングルでそれぞれ今年最多の再生回数を記録。今年だけでDrakeの作品は82億回再生され、Spotifyで歴代最も再生されたアーティストとなった。
女性アーティストでは最新アルバム『Sweetener』、ならびにシングル「thank u, next」(再生回数2億1,000 万回以上)がともに好調なAriana Grandeが、昨年首位のRihannaに替わり今年世界で最も聴かれた女性アーティストに輝いた。Ariana Grandeの月間リスナー数は4,800万人強で、今年だけで30億回以上再生されている。
なお、2018年もヒップホップは依然として存在感を発揮し、Spotifyの各種チャートを席巻。一方、昨年世界的にブームを巻き起こしたラテン音楽も引き続き多くのリスナーに聴かれ、さらなる飛躍を遂げた。今年はラテン系のアーティストが世界で最も聞かれたアーティスト・ランキングのトップ10に3組(4位 J.Balvin、7位 Ozuna、8 位 Bad Bunny)もエントリーし、女性アーティストでも今年ヒット曲を連発したキューバ系アメリカ人、Camila Cabelloが最も聴かれた女性アーティストの5位にランクイン。
また、プレイリストでも、ラテン系音楽の人気プレイリスト『¡Viva Latino!』と『Baila Reggaeton』がそれぞれ今年世界で最も聴かれたSpotifyプレイリストの3位と4位にランクインしている。
さらに、今年は世界で最も聴かれたグループ・ランキングの2位にBTS(防弾少年団)がK-POPアーティストとして初めてランクイン。音楽ストリーミングを通じ、多様な音楽や音楽文化が世界中の音楽リスナーに紹介されていることが伺える。