Rootscoaster Vol. 171 / Kvi Baba 時代の空気を切り取るラッパー/SSW・Kvi Baba。彼の音楽人生におけるルーツを訊いた
1999年生まれの新世代ラッパー/新世代・Kvi Babaが9月25日(水)に1stアルバム『KVI BABA』をリリースした。
BAD HOPやKANDYTOWN、SKY-HI、田我流の作品も手がけるDJ/プロデューサーのKMが手がけたデビューEP『Natural Born Pain』でシーンに躍り出たKvi Baba。その後もBACHLOGICプロデュースによる2nd EP『19』を発表し、同じく新世代のアーティストとして注目を集めるJUN INAGAWAによるアートワークも相まり、時代の空気感を切り取ったかのようなエモーショナルなその作品群は急速的にシーンでの注目度を高めた。
ZORNやSALUといったベテランからeillといった同世代とのコラボも果たしつつ、先日はSpincoaster主催『SPIN.DISCOVERY Vol.12』でも素晴らしいパフォーマンスを見せてくれたKvi Baba。今回はそんな彼の音楽性やパーソナリティを解き明かすべく、自身のルーツとなった楽曲を挙げてもらった。
(Text By Takazumi Hosaka)