アンダーグラウンド・テクノ界の重要人物、エイリアン・レインとサイクの2人がダブルヘッドライナーで<Liquid Drop Groove>3周年パーティに登場
Do Not Resist The Beat!レーベルを率いるベルリン・テクノの異彩ミルトン・ブラッドリーの変名アシッド・テクノプロジェクト、エイリアン・レインと、ルーク・スレイター、オスカー・ムレロ、ロバート・フッドもお気に入りと公言する現在のテクノシーンにおける重要人物のひとりであるサイクの2人が、ダブルヘッドライナーとして6月15日に行われる<Liquid Drop Groove>の3周年パーティに出演が決定した。
ベルリンに生まれ育ち、テクノの聖地においてシーンの移り変わりを体験しながら独自のサウンドを作り上げてきたミルトン・ブラッドリー。2008年にDo Not Resist the Beat!レーベルを自ら興して以降もPrologue、Zooloft、Ann Aimeeなどのレーベルから良作を連発し、シーンにおける先鋭的なプロデューサーとして広く認知されてきた。エイリアン・レインはミルトン・ブラッドリーがインスパイアを受けたアシッド・サウンドを具現化するための変名プロジェクトであり、エレン・エイリアンによる新レーベルUFO Inc.から今年に入ってリリースされた作品も高く評価されてきた。
サイクはマドリードとベルリンを拠点に活動するDJ/プロデューサーでありMote-Evolver、Semantica、Tresorなどの人気レーベルから作品をリリースしてきた。自分でもNon Seriesレーブルを運営し、シーンにおける最も人気の高いDJのひとりであり、影響力の強い人物である。まるで誠実な職人のように、緻密なタッチの中に憂鬱なパワーとエネルギーを加えて念入りに作品を創り上げる制作過程はルーク・スレイター、レン・ファキ、DVS1などの著名なアーティストからしばしば称賛されてきた。
今回のアニバーサリーパーティーを開催するLiquidDropGrooveは、2016年9月のDOMMUNEでのスペシャル番組と八丈島のテイクオフパーティにて狼煙をあげた、YUTA率いるシーンの異端テクノレーベルだ。LiquidDropGrooveが創り上げる”一雫が水面に創造する波紋のような音と空間”に期待してほしい!