「アートアクアリウム展」東京・大阪・金沢21世紀美術館で開催 - 8,000匹の金魚が舞う水中アート
東京・大阪会場で展示される金魚は各約8千匹と、これまでに1会場で展示してきた金魚の数では最大数となり、3会場で合計約2万匹の金魚が舞い踊る。そんなパワーアップした「アートアクアリウム展」の東京会場をレポート。新作を含めた数々の作品の中から、特に注目の4つを紹介する。
■超・花魁 <新作>
メインフロアでまず目に飛び込んでくるのが、10周年の目玉新作として登場する、代表作「花魁」の進化版「超・花魁」。「花魁」の水量の約3倍以上にもなる至上最大の作品だ。高さ2.5mの巨大な金魚鉢と、その周囲を囲む14の水槽が艶やかな照明と音楽に彩られる。何百匹もの艶めく金魚が、優雅に泳ぎ回る姿に目を離せなくなるだろう。
■ロータスリウム
夏の季語でもある「蓮」をモチーフとした約4mの高さの水槽。中央の花には大きな金魚たちが優雅に泳ぎ、その周りの水槽には、可愛らしい小さな金魚たちが。美しく儚いと言われる「蓮」と金魚が作り出す、可憐で優美な世界観を感じられる。
■リフレクトリウム
凹レンズ、凸レンズ、二重レンズなど、様々な見え方のレンズが水槽に取り付けられた作品。今回は、2016年7月16日(土)より公開となる映画