MONOの第50回公演『なるべく派手な服を着る』主宰の土田英生が語る。「承認欲求と思い込みからの解放を描いた、お気に入りの作品」
コロナ禍にも負けず、この2年で8本もの新作を発表した劇作家・演出家の土田英生が主宰する、京都の劇団「MONO」。2019年の劇団結成30周年に続き、今回で第50回公演という節目を迎える。その記念すべき演目『なるべく派手な服を着る』は、2008年に東京・大阪の2都市のみで初演。なぜか存在をなかなか認識されない男とその家族たちが、彼らを縛り付けていた鎖から解き放たれていく様を、コメディタッチで見せるホームドラマだ。1月31日に土田のリモート会見が行われ、その内容をざっくばらんに語ってくれた。