レ・フレール、10年分のライヴから選りすぐりテイクを集めた初のベストアルバム
斎藤守也(さいとうもりや・兄)と斎藤圭土(さいとうけいと・弟)の兄弟によるピアノデュオ、レ・フレールが、結成10周年を記念した初のベストアルバム『ベスト・オブ・ライヴ』を11月21日にリリースした。
今年9月3日に結成10周年を迎えたレ・フレール。今作は、デビュー以降のライヴツアーより行なってきた数々のレコーディングから、ライヴならではの選りすぐりのテイクを集めたベスト・オブ・ライヴ。
CD未発表曲3曲を含む全てがCD初収録音源であり、二人の躍動感、会場の熱気伝わる、これぞライヴ!といえる一枚。ライヴ・アーティストとして定評のあるレ・フレールの真骨頂と完成した音楽スタイルを味わえる。
また、今までの共演においてはアクセル・ツヴィンゲンベルガー(Pf)、ハンク・ジョーンズ(Pf)、池宮正信(Pf)、大江千里(Pf)など海外アーティストとのセッションをはじめ、オリジナル楽曲をベースとしてオーケストラやソロアーティストとの融合を行うなど独自のアプローチで「連弾」を追求している彼ら。年末にはニューヨーク・シンフォニック・アンサンブルとの共演による全国10会場にてツアーが開催される。こちらも期待できる内容となりそうだ。
さらに、結成時から続けている保育園や幼稚園での演奏活動や、災害復興を機にプロジェクト化した「こどもたちへの音楽支援活動」を全国各地で行うなど、次世代のこどもたちへの芸術文化発展にも大きな力を注ぎ、「レ・フレール」という唯一無二の音楽ジャンルを形成しながら世界に向けて発信し続けている。最近では0歳から楽しめる音楽コンサートも開催。様々な演奏を多くの世代に届けて、進化し続けている。