R&Rリバイバルの旗手、THE BAWDIESが掘り起こす「黄金のソウル・ミュージック」とは?
インディーズ時代から海外ツアーを敢行し、2009年リリースのファーストアルバム『THIS IS MY STORY』ではCDショップ大賞を受賞したTHE BAWDIES。そのサウンドはシンプルなスリーコードに強烈なファズをかませたギターとボーカルROYのソウルフルなシャウトが特徴だ。ROYはインタビューで音楽的背景について次のように語っている。「あるとき僕とJIMがタワレコに行ったら60年代に活躍したアメリカのガレージバンド、ソニックスの『Louie Louie』がかかってたんです。ビートルズと同時期にこんな激しい音楽を演奏していたアーティストがいたことを知って、頭を後ろからガーンと叩かれたような衝撃を受けたんですよ。そこからソニックスを聴くようになって、彼らが影響を受けたリトル・リチャードとかチャック・ベリーとか、それまでは名前しか知らなかったアーティストにも興味を持ったんです」(参考:『CDショップ大賞』受賞インタビュー)