イスラエルの超絶ベーシスト、アヴィシャイ・コーエン最新作『1970』日本先行発売中!
Andreas Terlaak
イスラエルの超絶ベーシスト、アヴィシャイ・コーエンの新作『1970』が日本先行発売中だ。作詞作曲を手がけたオリジナル7曲と、1970年生まれのアヴィシャイが影響を受けてきた音楽的ルーツを反映したカバー5曲の全12曲を収録している。現在アルバムから伝承曲「マザーレス・チャイルド」のミュージック・ビデオが公開中。
ソニー・マスターワークスからの第1弾となる本作は、アヴィシャイのスタジオ・アルバムとして16枚目。全曲でヴォーカルを披露したのはこのアルバムが初となる。ビートルズの名曲「フォー・ノー・ワン」、現在映像が公開中の黒人霊歌「マザーレス・チャイルド」、ヘブライ語で歌われる伝承曲まで幅広いジャンルを網羅。アヴィシャイはベースだけでなくピアノも演奏しており、ハイブリッドな魅力が溢れる。バックをかためる同郷のイタマール・ドアリ(パーカッション)、エリアサフ・バシャリ(ベース、ウード)、ジョナタン・ダスカル(キーボード)、タール・コハヴィ(ドラムス)等注目の名手たちと精緻かつ伸びやかなアンサンブルを聴かせている。プロデューサーにはノラ・ジョーンズやグレゴリー・ポーターを手掛けたジェイ・ニューランドを迎え、今年4月パリで録音された。
10月17日〜19日にはブルーノート東京で自身のトリオを率いての来日公演が決定している。2016年9月行われたチック・コリア生誕75周年記念公演から1年ぶりの来日となる。