清春、3年ぶりの新作&待望のソロツ
アー開催を発表

清春

黒夢のロング・ツアーが完全終了に至り、sadsとしての活発な動きが伝えられるなか、すべての彼のファンが待ち焦がれていたはずの情報がついに到着した。そう、ソロ・アーティストとしての清春の今後の活動展開にまつわる概要が判明したのだ。
まず伝わってきたのは、ニュー・アルバムの制作準備が進められているという事実。もちろん現時点では具体的なタイトルや収録曲などについては明かされていないが、まさに待望と言うべきこの新作は、10月にリリースを迎えることになる予定だ。彼のソロ・アルバム発表は、2012年11月に発売された『UNDER THE SUN』以来であり、ほぼ3年ぶりということになる。

作品ごとにさまざまな実験と冒険を重ねながら、自己表現の奥行きと幅を広げ続けてきた清春が、果たして今回はどのような世界を提示することになるのか。マンスリーで展開されているアコースティック・ライヴ、「MARDI GRAS」にもそのヒントの断片が隠されているかもしれないが、まずは従来の作品などを振り返りつつ、改めて咀嚼しながら、想像力を働かせてみたいところだ。

そして新作リリースが予定されているということは、当然ながら新たなツアーが控えているということでもある。こちらについては早くも公演日程が確定に至っており、12月23日の横浜Bay Hall公演を皮切りに、年をまたいで3月まで継続されることになっている。

このツアーは「清春 TOUR 天使の詩 2015『21』」と銘打たれており、黒夢でのデビューから数えて21周年という事実にも重なるそのタイトルの数字にちなみ、全国各地での21公演(FC限定公演を含む)が予定されている。ただし、実はすでにその21本の公演に加え、1月の仙台ではプラグレス・ライヴが行なわれることも決定しており、すでに実質的な公演本数は22本となっていたりもする。それは、このツアー中に満22周年を迎えることを象徴しているのかもしれないし、同様にしてこのような例外的公演が他にも行なわれる可能性を暗示しているのかもしれない。

ただ、どちらにせよ間違いないのは、何かひとつが長い眠りについていようと、清春自身が立ち止まることはないのだということ。まだまだ全貌が見えてくるには時間がかかりそうな新作アルバムについても、何かを示唆しているように感じられてならないこのツアーに関しても、新たな情報が届き次第、またこの場にてお伝えすることをお約束しておきたい。

TEXT:増田勇一

「清春TOUR 天使の詩 2015『21』」

12月23日 (水・祝)  横浜BayHall
12月31日 (木)  大阪なんばHatch
<2016年>
1月10日 (日)  仙台Rensa
1月11日 (月・祝)  仙台darwin ※PLUGLESS
1月16日 (土)  KYOTO MUSE
1月17日 (日)  KYOTO MUSE
1月23日 (土)  広島CLUB QUATTRO
1月30日 (土)  HEAVEN'S ROCK さいたま新都心 VJ-3
2月06日 (土)  浜松Live House窓枠
2月07日 (日)  岐阜club-G
2月09日 (火)  名古屋ダイアモンドホール
2月13日 (土)  柏PALOOZA
2月14日 (日)  柏PALOOZA
2月19日 (金)  HEAVEN'S ROCK 宇都宮 VJ-2
2月20日 (土)  HEAVEN'S ROCK 熊谷 VJ-1
2月26日 (金)  水戸LIGHT HOUSE
2月27日 (土)  水戸LIGHT HOUSE
3月05日 (土)  金沢EIGHT HALL
3月11日 (金)  渋谷CLUB QUATTRO ※FC ONLY
3月13日 (日)  高崎club FLEEZ
3月18日 (金)  松山サロンキティ
3月20日 (日)  福岡DRUM LOGOS

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