シアターコクーンが演劇人のための学
び場、COCOON PRODUCTION『コクーン
アクターズ スタジオ』を開講

シアターコクーンが、初となる演劇人のための学び場、COCOON PRODUCTION『コクーン アクターズ スタジオ』を立ち上げたことを発表した。
株式会社東急文化村が運営する複合文化施設「Bunkamura」は、隣接地の再開発計画に伴い、オーチャードホールを除き2027年度中(時期未定)まで長期休館中。この休館を挑戦の時と捉え、文化・芸術を通して相互理解と尊重を促進し、多様な価値観が響きあう社会を目指すために、1989年の開業以来培ってきた経験やノウハウを活かし、あらゆる人々に文化・芸術の学びと体験の機会を創出していく、とのこと。
そんなBunkamuraが新たに取り組むチャレンジのひとつが“次世代の担い手の育成プログラム”。シアターコクーンで初となる演劇人のための学び場、COCOON PRODUCTION『コクーン アクターズ スタジオ』を立ち上げ、芸術監督・松尾スズキとともに、その就任時より構想していた“若手を対象とする演劇人の養成所”を通し、演劇界の未来を担う新たなスター誕生を目指す。
『コクーン アクターズ スタジオ』の取り組みは、主任を務める松尾スズキをはじめ、演劇に関わる各ジャンルのエキスパートを講師に迎え、発声や身体表現、台本の読み解き方などを学ぶ基礎授業と、創作・発表の実践を組み合わせたカリキュラムで多種多様なスキルを磨く場を創出する。そして、1年間の成長の成果を発揮する場として、2025年3月に有観客の発表公演を予定。また、受講生には、シアターコクーンが製作する実際の公演の創作現場を見学、さらには出演するチャンスもある。
『コクーン アクターズ スタジオ』5つの特色
■1.演劇界の第一線で活躍する講師陣
【主任】松尾スズキ
【演技基礎】杉原邦生、オクイシュージ、ノゾエ征爾
【日本舞踊・所作】藤間貴雅
【ダンス】振付稼業air:man
【発声・歌唱】蔵田みどり
■2.多角的に能力を磨くためのカリキュラム
発声や身体表現、台本の読み解き方などを学ぶ基礎授業と、創作・発表の実践を組み合わせ、着実なスキルアップを目指す。
■3.1年間の成長を発揮する発表公演
2025年3月に有観客の発表公演を予定。演出は、幅広いジャンルで活躍する若手最注目の演出家、杉原邦生が担当。
■4.コクーンプロデュースの現場に近づけるチャンス
受講生には、シアターコクーンが製作する実際の公演の創作現場を見学、さらには出演するチャンスが待っている。
■5.バラエティ豊かな特別ワークショップ
豪華なゲスト講師を迎えた特別ワークショップも開催予定。受講生以外の方も参加することができる。詳細は後日公開。

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