『リッチマン、プアウーマン』のタイ
リメイク版制作開始、タイ版『花より
男子』のディウ、再び小栗旬が演じた
役に挑戦

フジテレビのドラマ『リッチマン、プアウーマン』のタイ版リメイク『FacelessLove』が、2023年5月初旬から制作を開始する。
ドラマ『リッチマン、プアウーマン』は、人間的に欠落した部分が多分にあるが、偶然と運で『Forbes』にも掲載されるビリオネアとなったIT企業社長(小栗旬)と、将来困らないようにと勉強や資格取得に励んできたにも関わらず、就職先が見つからない東大生(石原さとみ)の、生活スタイルも異なれば価値観もまるで違う2人の恋模様を描いた格差1,000億円のラブストーリー。現在は動画配信サービスFODで配信されている。
脚本は安達奈緒子が担当。2012年7月~9月期に月9枠で放送し、世帯平均視聴率(全11回)は12.4%を獲得。『第74回ザテレビジョンドラマアカデミー賞』では主演男優賞(小栗旬)、助演女優賞(石原さとみ)を受賞し、作品賞でも3位に入賞した。
同作をフジテレビジョンとタイの大手エンターテイメントコングロマリットのGMMTVが契約を締結し、 タイ版リメイクとしてGMMTVが『FacelessLove』を制作する。主人公が、人の名前や顔を一度に覚えることが難しい心因性認識不全症候群を患っていることからヒントを得ている。同じく日本の漫画原作ドラマ『花より男子』のタイ版リメイク『F4 Thailand』で花沢類役(タイ版での役名はレン)としてデビューした若手人気俳優のデュウ・ジラワットが演じる。そのほかキャストには、モデルで人気女優でのカオ・スパサラー、タイで社会現象を巻き起こしたドラマ『Hormones』シリーズや映画『OMG! オー・マイ・ガール』等に出演したピーチ・パチャラらの起用が決まっている。監督はタイドラマ『Astrophile』、『Devil Sister』等を手掛けたクー・エッカシットが担当する。
大多亮(フジテレビ専務取締役)
「弊社のヒット作品がタイでリメイクされることをうれしく思います。『リッチマン、プアウーマン』がGMM社でどのような素晴らしい作品になるのか、クリエーターとしても大変興味深いです。楽しみにしています」
サタ―ポーン・パニッラクサポーン(GMMTV CEO)
「GMMTVはこの度、フジテレビと『リッチマン、プアウーマン』のリメイク契約を締結できたことに大変興奮しています。我々はこれまで数々の海外作品をリメイクし成功してきました。今回のリメイク作品がこれまでの作品同様に成功し、タイの視聴者から良い評価を得られるものとなるよう、心から願っています」

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