日本初の大規模ドラァグショー『OPU
LENCE』開催決定、「ル・ポールのド
ラァグレース」からバンジー、ナオミ
ら初来日

世界的なドラァグクイーン(※1)たちによる豪華なショーと、クラブイベントのような演出やサウンド、照明を組み合わせた、日本初の大規模ドラァグショー(※1)『OPULENCE』(オピュランス)が、2023年1月7日(土)Zepp DiverCityで開催されることが決定した。
第1回目の『OPULENCE』は、米テレビ番組『ル・ポールのドラァグレース』(※2)シーズン10で最初の脱落者となりながら強烈な個性で見事シーズン11に復活、スターの仲間入りをしたVanessa Vanjie Mateo(バンジー)、シーズン8の活躍でファッションクイーンの地位を不動のものにしたNaomi Smalls(ナオミ)、バンジーも所属するドラァグファミリーを率いるAlexis Mateoと、タイのドラァグレースからシーズン2の優勝者Angele Anangを迎え、2023年1月7日(土)Zepp DiverCityで開催される。

※1ドラァグクイーンとドラァグショー
主に男性が女装(ドラァグクイーン)し、パフォーマンスをするパフォーマンスアート(ドラァグショー)。米国でゲイ差別が激しかったころに、コメディと社会風刺を兼ねて誕生し、ゲイクラブなど限られた空間でショーを披露していた。その後、ゲイの権利関係改善や、人気テレビ番組「ル・ポールのドラァグレース」の登場によって、ドラァグショーはアングラ文化から、一気に一般大衆へ受け入れられ、ショーアップされる。今日では、ル・ポールのドラァグレースで活躍したドラァグクイーン達が中心となって、独創的で派手な衣装と、同じくゲイ文化であるクラブミュージック、豪華な照明・音響、そしてダンスやリップシンク(口パク)、笑いのあるMC などを組み合わせて、世界中のドラァグクイーンファン達を魅了する総合エンタテインメントショーとして、その地位を確立している。
※2 ル・ポールのドラァグレース
ドラァグクイーン「ル・ポール」による米テレビ番組。主に米国の各地から集まった無名のドラァグクイーンが、歌やダンス、衣装制作、演技など様々な課題に取り組みながら、時には笑い、涙し、ののしり合い、助け合い、脱落し、そして成長しながら次世代のドラァグスーパースターを目指す姿が共感を呼び、世界的なブームになった。同番組は10 年を超えるキャリアで、米エミー賞を11 度受賞し、ル・ポールは黒人アーティストとして最多受賞となる。
日本ではNetflixで放映され、ジェンダーを問わず人気となった。
※3 EAGLE TOKYOグループ
新宿二丁目に2店舗のゲイバーとイベント企画、アパレル販売などを手掛ける日本最大級のゲイビジネスグループ。クラブバー「EAGLE TOKYO BLUE」では、「ル・ポールのドラァグレース」鑑賞からスタートしたドラァグクイーンイベント「DRAGMANIA」他、多数のドラァグショーを手掛けている。

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