かりゆし58、松山ケンイチ主演舞台の
テーマソングをプロデュース コラボ
MVも公開

返還直前の沖縄を生きる人々を描く松山ケンイチ主演舞台『hana-1970、コザが燃えた日-』が2022年1月9日(日)に開幕する。沖縄出身で本作で舞台デビューするナナコ役の新人女優・上原千果がメインボーカルを担当し、かりゆし58の前川真悟がプロデュースとコーラス、新屋行裕がギターを担当した舞台のテーマソング「花はどこへいった」が完成し、コラボMVも公開された。
劇中歌として使用されているフォークソング「花はどこへいった」は、これまで日本でもザ・ピーナッツ忌野清志郎Mr.Childrenなど数々のアーティストにカバーされてきており、世界一有名な反戦歌とも言われている。
MVの監督は来春公開される、本作同様コザ市を題材にした映画『ミラクルシティコザ』の脚本・監督である平一紘氏が務めた。このMVは嘉手納基地へと続く“コザゲート通り”にあるバーでの物語である本作に合わせ現在のコザの街並みを、かりゆし58前川真悟、新屋行裕が歩きながら紹介するように撮影された。米兵をはじめとする多国籍の人々が行き交い、一つ裏を入ると地元の人々の生活が垣間見え、「音楽の街」とも言われるコザの“チャンプルー文化”を感じられる映像となっている。
かりゆし58、上原千果
上原千果
松山ケンイチとかりゆし58は、2019年1月に放映された日本テレビ系ドラマ『銭ゲバ』で松山ケンイチが主演し、かりゆし58が主題歌「さよなら」を担当した以来の共演となる。
本作の稽古に入る前、役作りの下準備として当時の様子や時代背景を勉強するため沖縄に入った松山ケンイチが、前川、新屋と鼎談した記事も公開されている。
前川真悟コメント
もしも天国があって、そこに天使が居たなら、時代の激流の中で命が儚く散っていく様をどんな気持ちで見ていたのか?
上原さんの声には、その答えを示してくれる力があると感じました。
無垢な祈りのような彼女の歌が、世界に安寧をもたらすと強く信じています。
前川真悟(かりゆし58)