【球界新格言】「2階からマートンが
降ってくる」ってなんだ!? 知られざ
るクロスプレーの世界

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 2012年から高校野球でラフプレー禁止のルールが徹底されるようになりました。そして、昨年12月に行われたMLBのウインター・ミーティングでも、本塁上での危険なクロスプレーを禁止すると発表されたように、日米、プロ・アマチュアを問わずこの「クロスプレー」にいま注目が集まっています。そこで今回、『野球太郎No.009』の中で、2012年までDeNAで活躍した高森勇旗さんに元プロ選手ならではの視点で考察してもらったのが「『クロスプレー』の正体とゆくえ」という企画です。

 この中で高森さんは、2013年9月14日、阪神vsヤクルトでマートン(阪神)が相川亮二(ヤクルト)に激しくチャージし、両者退場となった場面を詳しく掘り下げています。大学の研究者に調査してもらったところ、このときの衝突エネルギーは「2階から体重100キロのマートンが降ってくる」、もしくは「体重40キロの女性が時速36キロでぶつかってくる」のと同じ衝撃であることがわかりました。

「2階からマートン」!

 なんだか流行りそうなフレーズです。

 また本企画では、捕手はどう守ればいいのか? 走者側に問題はないのか? プロとアマで指導方法に違いはないのか? などなど、クロスプレーに関して多角的に考察していますので、プロ野球ファンはもちろん、中学・高校で実際にプレーする選手にとっても参考になる内容になっていると思います。

 『野球太郎No.009』では他にも「2014夏の高校野球大特集号」と題し、この夏注目の安樂智大(済美)や髙橋光成(前橋育英)を筆頭に、100名の選手を「高校生プロスペクト名鑑」としてカラーで掲載。さらに49地区別の有望選手800名以上を詳しく紹介しています。夏の野球観戦のお供にいかがでしょうか。

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