放送35周年「機甲戦記ドラグナー」ブ
ルーレイボックス発売決定 ボックス
イラストは大張正己描き下ろし

(c)創通・サンライズ テレビ放送35周年を迎えたロボットアニメ「機甲戦記ドラグナー」のブルーレイボックス化が決定した。3月2日に5万5000円(税込み)で発売される。
 サンライズが「機動戦士ガンダムZZ」の後番組として1987~88年に制作した同作は、月に樹立された統一帝国ギガノスが地球上の7割を制圧した2087年を舞台に、ひょんなことから地球連合軍の最新鋭メタルアーマー(巨大ロボット)として開発された3機のD兵器(ドラグナー)に乗り込み、そのパイロットとして登録されてしまった少年ケーン・ワカバ(CV:菊池正美)、タップ・オセアノ(大塚芳忠)、ライト・ニューマン(堀内賢雄)らの激闘を描いた。主役ロボットが兵器として活躍する、いわゆる“リアルロボット”作品でありながら、コメディタッチの明るい作風で、ストーリー後半では、残虐非道で型破りな強敵部隊グン・ジェム隊の登場や、ライバルであるマイヨ・プラート(小杉十郎太)の八面六臂の活躍も話題を呼んだ。メカデザインを「機動戦士ガンダム」の大河原邦男、監督を「銀河漂流バイファム」の故神田武幸さん、脚本を「装甲騎兵ボトムズ」の五武冬史が手がけた。
 ブルーレイボックスはディスク6枚組で、本編全48話をニュープリントマスターポジフィルムから2KスキャンしたフルHDリマスター版で収録。キャラクターデザインを務めた大貫健一による描き下ろしインナーケース仕様で、オープニング映像でメカニックを大幅アレンジしたことで知られる(本編ではメカ作監なども担当)大張正己による描き下ろし三方背ボックスに収納。また、スタッフインタビューなどを掲載したスペシャルブックレットも封入する。