舞台版『あやかしむすび』10月に上演
 語り部として狂言師・和泉元彌がホ
ログラムで登場

2021年10月13日(火)~17日(土)東京・渋谷区伝承ホールにて、舞台版『あやかしむすび』が上演される。
安藤匠郎と山田英真からなる、株式会社楽屋フィルムズが運営する演劇プロジェクトユニット・アメツチが主催する舞台版『あやかしむすび』は、2020年4月、新型コロナウイルス感染拡大により延期を余儀なくされた。作品を終わらせたくない思いから、1年半の時期を経てほとんどのキャスト・スタッフが再集結した。演出・脚本は山田、プロデュースは安藤が手掛ける。
山田英真
安藤匠郎
そしてこのたび狂言師の和泉元彌が物語の冒頭に語り部としてホログラムで出演することが分かった。ホログラムは立体的に表現された映像を視認しにくいスクリーンなどに映すことで、実際そこにいるように認識させる映像技術。
和泉元彌
物語は、源頼光が四天王を引き連れ日本三大妖怪の一角・酒呑童子を退治に大江山に向かう鬼退治伝説がベースになっており、そのプロローグにあたる部分を演じる。
また、宣伝企画として伝統芸能に触れてもらうこともコンセプトとしており、出演キャラクターの一人、渡辺綱の生地である三田弘法寺でのキャストとの対談では、和泉元彌だけでなく日本舞踊家・有馬和歌子との対談も行われており、順次公開予定だ。

アーティスト