『もやしもん』『惑わない星』の石川
雅之が描き下ろしたクラシック音楽の
歴史マンガ 「クラシック百貨店」の
特設ページで公開

『もやしもん』『純潔のマリア』などを手がけ、現在、モーニング(講談社)で『惑わない星』を連載中の漫画家・石川雅之がクラシック音楽の歴史マンガを描き下ろし、その一部が「クラシック百貨店」の特設ページで公開された。
「クラシック百貨店」はユニバーサル ミュージックのクラシック名盤シリーズ。クラシック愛好家へのアンケートに基づく人気ランキングで選盤された100タイトルが、2021年6月23日(水)より「器楽曲」「協奏曲」「管弦楽曲」「室内楽/歌劇&声楽」「交響曲」とジャンルに分けて、20タイトルずつ発売される。世界最古のクラシック・レーベル「ドイツ・グラモフォン」と指揮者・小澤征爾やピアニストの内田光子などの巨匠が所属する「デッカ」(旧フィリップス音源含む)の両レーベルから、人気、クオリティともに最高でエバーグリーンな名盤が選ばれている。
今回、石川雅之が描き下ろしたマンガは、16世紀末から20世紀にかけて、音楽史でいうバロック前期から近現代までのクラシック音楽の変遷をヨーロッパの歴史的な出来事を交えて描いている。本作品は、6月1日より一部が「クラシック百貨店」の特設サイトで公開。全編は、クラシック百貨店特製ガイドブック「クラシック百貨店book」に掲載される。
クラシック歴史マンガ
なお、「クラシック百貨店book」は、6月23日(水)よりスタートする「クラシック百貨店」プレゼント・キャンペーン参加者にもれなくプレゼントされる予定。また、石川雅之描き下ろしマンガの他、「一度読んだら絶対に忘れない世界史の教科書」の著者、山﨑圭一(ムンディ先生)による歴史解説や、描き下ろしマンガに登場するクラシック作曲家の紹介、世界のオーケストラの紹介などクラシックを様々な角度で楽しめる内容となっている。
■プロフィール
石川雅之
大阪府出身。1997年に『日本政府直轄機動戦隊コームインV』でデビュー、初連載。1999年、『神の棲む山』(『人斬り龍馬』所収)でちばてつや賞準入選受賞。「モーニング」連載の『週刊石川雅之』などを経て、2004年『もやしもん』を連載開始(2014年完結)。同作で第12回手塚治虫文化賞マンガ大賞、第32回講談社漫画賞受賞。2009年より『純潔のマリア』を連載開始(2015年完結)。2015年5月に『惑わない星』連載開始。
山﨑圭一(ムンディ先生)
福岡県公立高校講師。早稲田大学教育学部卒業後、埼玉県立高校教諭、福岡県立高校教諭を経て現職。教育活動の傍ら、YouTubeでの世界史の授業動画配信や執筆活動を行っている。著書に『一度読んだら絶対に忘れない世界史の教科書』がある。