LINEマンガ連載のホラー「鬼畜島」が
ほのぼの系ショートアニメに 花江夏
樹ら出演

(c)カオルの大切なモノ製作委員会 LINEマンガで連載中のホラー漫画「鬼畜島」のショートアニメ化が決定した。「カオルの大切なモノ」のタイトルで、11月18日午後11時29分からBS日テレで放送開始(1分間番組)。
 外薗昌也氏による原作漫画「鬼畜島」は、2013年から竹書房の漫画サイト・WEBコミックガンマで連載がスタートし、19年にLINEマンガに移籍。無人島・菊池島を探検しにやってきた高久らM大学廃墟研究サークルのメンバーたちは、クルーザーの転覆により奇怪な殺人鬼たちが潜む島内にとり残されてしまう。スピンオフ作品としてアナザーストーリー「臓物島」、学園ラブコメ「恋する鬼畜島」も連載中だ。
 「カオルの大切なモノ」には、「鬼畜島」のキャラクターがデフォルメされて登場し、ほのぼの系のストーリーを繰り広げるという。タイトルの「カオル」とは、菊地島に住む殺人鬼“鬼畜一家”の長男で、高久らが最初に目撃する豚のマスクをかぶった大男である。
 メインキャストも発表されており、カオル役を花江夏樹が担当。一家の父である義一を杉田智和、長女のマリを新田恵海、次男のサトルを二ノ宮ゆい、次女のアンナを逢来りん、アンナの双子の姉妹カンナを成田花奏が演じる。メインスタッフは「困ったじいさん」を手がけた顔ぶれが再集結。ナミキヒロシが監督、勝鬨スタジオがアニメーション制作を担当する。
 サトル役の二ノ宮ゆいが、ニノミヤユイ名義で同作の主題歌を担当することも決定した。楽曲タイトルは「紅い絆」で、12月23日発売のミニアルバム「哀情解離」に収録される。価格は2200円(税抜き)。