ライブハウス・新代田FEVERが物販制
作部門を立ち上げ「made in 新代田」
プロジェクトを始動 第一弾で80以上
のアーティストの参加が決定

東京・新代田にライブハウスを構えるLIVE HOUSE FEVERが、新型コロナウイルス感染症の影響で苦境に立たされる中、生き残りを懸けて新たな一手を打つために、Tシャツを中心とした物販制作部門「LUCKY merch & print」を立ち上げた。
また、この新事業立ち上げのスタートアップ企画として、FEVERと所縁の強いアーティストと「made in 新代田」を始動させる。各アーティストのTシャツを1週間限定で受注し、FEVERがプリント、制作、販売を行う。
2020年9月13日(日)18時より、最初のアーティストのTシャツがFEVERのウェブサイト及びSNSで発表され、FEVERの通販サイトにて受注開始、アーティストごとのTシャツ受注期間は今後、順次アナウンスされるとのことだ。
参加アーティストは以下の通り。第一弾で80以上のアーティストが参加決定しており、今後も増えていく予定だ。
■現状参加アーティスト(順不同、敬称略)
ATATA
Elephant Gym
おとぎ話
CRYAMY
Crypt City
KONCOS
STORM OF VOID
SLIGHT SLAPPERS
SPARTA LOCALS
SLANG
SLOTH LOVE CHUNKS
discotortion + Rick Froberg
toe
堕落モーションFOLK2
タイガン
DOES
nine days wonder
200MPH
nails of hawaiian
Boris
ピーズ
The Firewood Project
HINTO
ペドゴラ(ペドラザ✕神々のゴライコーズ)
Helsinki Lambda Club
PANICSMILE
malegoat
mother
LITE
Lucie,Too
Ropes
LEARNERS
and more!
なお、第二弾以降ではアーティスト以外にも、一番苦しい状況であるライブハウスや、その他レコードショップ、レーベルなどにも拡大していく予定だ。
LIVE HOUSE FEVER店長:西村仁志コメント
皆様こんにちは。FEVERの西村です。ライブハウスが厳しい状況になっている中、皆様の温かい行動やお言葉でどうにか切り盛りしております。 「アーティスト、お客さん、ライブハウスは正三角形であるべきだ」という自分の理想からはかけ離れてしまった昨今ですが、この状況がいつまで続くか誰にも分からず、頭を抱える毎日です。
「自分のことは自分でやる」自分が好きで憧れたライブハウスや海外のベニューはDIYが根本にあって、素晴らしくかっこよく見えたのはちゃんと自分のことを自分でやっていたから。でも、仲間へのサポートも絶対に忘れてはいけない。倒れそうになったら支える。モッシュピットでも、道端でも、人生でも。自分は素晴らしいバンドや場所からそう教わってきました。
今まで通りではやっていけない。前に進めない。言葉にはしないだけでほとんどの方がわかっている事実だと思います。
FEVERは、10年後も20年後も存続するために、この秋から新しいアクションをはじめます。Tシャツを中心とした物販制作部門「LUCKY merch & print」を立ち上げます。 ライブハウスの経営と、物販製作で FEVER という場所とスタッフの雇用を守ります。コロナ禍の一時的な逃げではなく、この状況が過ぎてもアーティストとライブシーンをも盛り上げる FEVERに出来る事業として考えた結果です。
その為、ガーメントプリンターというTシャツにプリントが出来る高性能プリンターを購入し FEVERの売りでもあったフロアより広い楽屋の一部をプリント工房に改築しました。 ハイエースのハイルーフが買えるぐらいの買い物で、現状の先行投資としては勇気のいるものでしたが、未来を買ったと考えれば安い買い物かもしれません。
導入したはいいが、受注をどうやってもらおうか。マシンが稼働しなければお金も動かずスタッフの雇用も守れない。 やはり最初に力を借りたのは、FEVER に縁のあるミュージシャンでした。
―「made in 新代田」はじめます。―
改めて約束します。
FEVER は世界で一番のライブハウスを目指します。
新代田から宇宙へ
羽根木から未来へ
またライブハウスでお会いしましょう。