【ONE N' ONLY インタビュー】
さらにハードに、
ディープに、セクシーに。
新たな要素を加えた7人の新機軸

L→R KENSHIN、NAOYA、TETTA、HAYATO、EIKU、REI、KOHKI

EBiSSH、さとり少年団(SBC)の2グループが融合したONE N' ONLY。YouTubeで公開した「I'M SWAG」と「Sexy Beach Party Yes!!」のMVが合計300万回再生を突破し、デビュー前にして東名阪Zeppツアーを敢行するなど、国境を越えて注目を集める彼らが、待望の2ndシングル「Dark Knight」をリリースする。いかついナンバーに挑発的なラップを加え、新たな形態へと進化した7人の姿に注目だ。

みんなでひとつの作品を作っているからそれぞれが自分の役割を果たせばいい

今回の「Dark Knight」は昨年の『ONE N' ONLY ~EBiSSH×SBC~ Zepp Tour 2018』の時から披露されていましたが、1stシングルの「I'M SWAG」を超えるゴリゴリのダンスチューンですね。

EIKU

初めて聴いた時に“カッコ良い!”っていうのと、“めちゃくちゃ攻撃的だなぁ”っていう感想を持ちましたね。特に僕とTETTAくんが一緒に歌ってるサビは、ほんとに暴れまくって威嚇してる感じだったからイメージしやすかったです。

KOHKI

後ろで鳴ってるビートが振り付けと相まって、鼓動まで支配するような威圧感があるんですよ。僕たちの音楽のリズムで心臓の音まで速くなるようなイメージ。

TETTA

1回聴いただけで頭に残るくらいの中毒性があるし、しかも曲が咳払いから入るんですよ。自分の中になかった発想なんで、これはすごいなと。

HAYATO

リリースイベントでも僕が咳払いをした瞬間に、客席が“わーっ!”と盛り上がりますね。

そのままHAYATOさんのラップで曲が始まりますが、ONE N' ONLYではTETTAさん、REIさん、EIKUさんの3人がヴォーカルで、HAYATOさんを含む4人はダンサーのイメージが強かったので驚きました。

HAYATO

さとり少年団(SBC)でもラップは少しやっていたんですけど、ONE N' ONLYの曲をやるうちに“もっとラップをやりたいな”と考えるようになって、口にも出すようになっていたんです。リスナーとしてもラッパーに憧れはあったし、そんな時にラップパートの多いこの曲がきたんで、“ラップは全部やってやろう!”っていう気持ちでレコーディングに臨んだら、後半はKENSHINの担当になって…ちょっと残念な気持ちはありました(笑)。

KENSHIN

僕もラップをやりたいとは思いつつ、なかなか言えずにいて。それを自分から発信したHAYATOのおかげでやれることになって、すごく嬉しかったです。曲自体も率直に好きな曲で、聴いて一瞬で“カッコ良いな!”って思っていたんですよ。

REI

「Dark Knight」は力強いラップが合うし、僕もできることを増やして“ここはREIがいいんじゃない?”って言ってもらえるように頑張らないとなって。

NAOYA

映画のようにみんなでひとつの作品を作ってる感覚だから、それぞれが自分に合う役をやれればいいんですよね。

TETTA

EBiSSHとさとり少年団(SBC)はヴォーカルとダンサーという構成だから、ONE N' ONLYにラップというパートが加わるのは、差別化できるという意味でもすごくいいことなのかなって。

HAYATO

まぁ、僕は目立ちたがり屋なんで(笑)。今回は曲でもMVでも目立つことができてとても嬉しかったですし、これを機に“僕はONE N' ONLYのラッパーです”って堂々と胸を張って言えるように頑張っていきたいですね。

YouTubeで先行公開されたMVも、すでに210万再生を超えましたからね。

KENSHIN

今回は特に再生回数の上がり方が早くて、半日で100万回再生されたんですよ! いろんな国からコメントがあるので翻訳しながら読んでみると面白いです。

ヴォーカル3人にラッパーふたりが加わったことで、“次はNAOYAとKOHKIにも期待!”というコメントもありましたが、その辺は?

KOHKI

僕とNAOYAもEBiSSHではラップをしていますけど、今のONE N' ONLYでは両手が使えるっていうメリットもあるから、しっかりパフォーマンスのスキルを上げたいと思います。

NAOYA

少しずつダンスのスキルが上がっているのも実感してますし、やっぱりマイクを持ってる人って目立つじゃないですか。逆にマイクを持たなくても目立てるレベルになるまでは、自分がマイクを持つことはないですね。でも、HAYATOにはすごい誘われてます!

HAYATO

個人的には7人でマイクを持ちたいんで、バリバリ勧誘してますね。いつでもウェルカム!(笑)

REI

みんな個々にやりたいことはあるだろうけど、まずはONE N' ONLYという7人組を僕たちは大事にしているんで。ファンに“この作品、いい!”と思ってもらえるように、全力を尽くすだけですね。

実際、「Dark Knight」はそういう曲になりましたからね。

NAOYA

前作の「I'M SWAG」も強い曲というイメージでしたけど、それよりもさらに強い曲調な上に、なんか余裕があるんですよね。サビも「I'M SWAG」は音が強かったのに対して、「Dark Knight」はちょっと抜いてるところもあって。

HAYATO

もっと色気があるというか。タイトルも直訳したら“闇の騎士”だし、そもそも“ナイト”っていう音だけを聴いたら、みんな夜を思い浮かべますよね。ちょっと危ない恋愛を求めてる女性を迎えに行く…みたいな、そういう危険な男のイメージ。

TETTA

夜感はあるね。深い。

KOHKI

悪者側の人間たちからしたら、魔王は自分たちを守ってくれるヒーローじゃないですか。だから、ドラキュラ系の振りも取り入れて、サビでは爪を立てながら客席に向かって前進する“バットダンス”と呼んでいるものがあるんです。

REI

1回後ろに下がって、また前に出るっていうかたちなんですけど、すごくキャッチ―なんですよね。それがSWAG(ファンの呼称)の頭にインプットされて、みんなで“あの振りいいよね”って広めてくれたら嬉しいなって。

TETTA

ランニングマンみたいに流行ってほしいよね。全体的な振りの構成も面白くて、パートによって踊る人と踊らない人が分かれてるんですよ。きっと、それぞれに合う振りを選んでくれてるんだろうなぁって、振り入れの時も嬉しかったです。

NAOYA

あと、間奏で首を回すところがあるんですけど、そこはセンターのHAYATOに注目してほしい!

EIKU

首をめっちゃ回してるんです。

HAYATO

それくらい“激しいヒーローになってやる!”っていう気合の表れですね。ライヴでは“飛び跳ねろ!”って煽ったりもするから、好きなように暴れてノッちゃってください。