L→R KENSHIN、REI、EIKU、HAYATO、TETTA、NAOYA、KOHKI

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【ONE N' ONLY インタビュー】
双方向へと世界を広げる
両A面シングル

始動1年でオリコンウィークリーチャートの1位を獲得し、今や世界からも注目を集めるONE N' ONLYの3rdシングルは初の両A面。公開からわずか5日でMVが200万再生を突破したアグレッシブな「Category」にポップなサウンドが印象的な「My Love」と、対照的な2曲が互いの魅力を際立てる。

勝手に決め付けてくる
世の中への反発心を叫んでいる

「Category」は前回のツアーで披露されていたナンバーですが、破壊力抜群のラップで幕を開ける、ONE N' ONLYらしいアグレッシブでパワフルな曲ですね。

EIKU
ど頭がサイレンの音なんで、最初は“うわっ! また迫力のある曲が来た”と思ったんですけど、歌詞を見たらすごくメッセージ性が強くて。プロデューサーのJUNEさん曰く“目に映るものだけで勝手に決め付けてくる世の中に対しての叫びだったり、メッセージを歌っている曲”なんです。例えば歌詞の中に出てくる《A,B,O,AB》は血液型のことで、その4パターンで人格を決め付ける風潮ってあるじゃないですか。
HAYATO
自分だったら子供の頃、髪の毛が長めなだけで“女の子みたい”って周りから言われていたのが嫌だった記憶もあるし。ONE N' ONLYとして活動を始めてからも、“どうせアイドルグループなんだろう”って目で見られるようなこともあったりして。そういう声に対する“俺らは違うぞ!”っていう覚悟だったり、自分たちが本当に思っていることをありのままで表現してほしいとJUNEさんには言われました。

つまり、今までに比べて等身大の自分をぶつけられる曲でもあると?

EIKU
はい。怒りというか、自分の中で熱くなってるものが勝手に曲に移って表現できるんですよ。
KENSHIN
頭のサイレンで掴みはオーケーだし、楽曲自体すごくアップテンポで攻撃的な歌なので、イベントで披露すると初見の人でもみんなノッてくれるのがすごく嬉しいです。

YouTubeに公開したMVが135万再生を突破した1stシングル「I’M SWAG」、オリコンウィークリーチャートとBillboard JAPAN HOT 100で1位を獲得した2ndシングル「Dark Knight」から続く攻撃的な持ち味はそのままに、共感できるメッセージを備えているというのは「Category」の大きな強みですよね。

REI
特に若い世代は誰しも思うことなんじゃないでしょうか。僕らが中高生くらいの時にスマホが出てSNSが普及しましたけど、それって良い情報も知れる反面、悪い情報とか見たくない情報も出てしまうわけで。そういった人間の黒い部分に対する叫びというのもあると思うんです。だから、それを僕らが代弁する…と言っては大袈裟かもしれないですけど、自分たちのメッセージも込めながら提示できたらいいなと。
HAYATO
なので、耳で聴くだけじゃなく、目で見ても何を伝えたいのか、自分たちがどういう気持ちで歌っているのかっていうのがすぐに伝わるように、振り付けも考えました。曲のテーマが“Category=枠を壊していこう”なので、例えばサビの振りは何かを壊したり、飛び出すイメージから作ってみたり。
NAOYA
サビでは激しい動きの中でフォーメーションを入れ替えるっていう新しい試みもあって、この前の『EBiDAN THE LIVE』(8月28日&29日に行なわれた事務所主催イベント)では幕張メッセの大きなステージでも上手く魅せることができたんじゃないかと思ってます。このまま俺らと一緒に、大きなステージに持って行ける曲だと感じました。

ヴォーカル3人とパフォーマーチームが階段の上下に分かれたり、立体的な魅せ方もできる曲なので、確かに大きなステージが映えるなとは、私も当日観ていて感じました。そして、その振り付けは「Dark Knight」のカップリングだった「Black Hole」に引き続き、ApeaceのヨンウクさんとHAYATOさんとの共作で。

TETTA
だから、メンバーが引き立つことも考えてくれているんですよ。振りもちゃんと歌詞の意味をとらえたものになっているし、出だしのラップから続く僕のパートで一旦落ち着いて、またサビでガン!と激しくなるっていう構成は特に好きですね。ギャップでより激しさを際立たせるっていうのが上手くできてる。
KOHKI
1番のAメロで手を前に出す振りも、他にはないインパクトがあって、最初からブッ込んできたなと思いました。どこにも所属してない感じが俺らっぽいというか、まさにカテゴリーから外れてる(笑)。

YouTubeで公開されたMVのコメント欄でも“日本語の歌詞は分からないけど、明らかにカテゴリーを逸脱した作品だ”っていう英語コメントを見ましたよ。ちゃんと目で伝わっていることの証ですね。

HAYATO
嬉しいです。作品を重ねるごとに海外からのコメントも増えているし、それこそアラビア語とかまったく読めない文字を見ると、よりいろんなところで観られてるんだなぁって実感しますね。日本語の歌詞を耳で聴き取って翻訳して、英語バージョンの歌詞を載せてくれてる人もいて、マジですごい! ただ、あのMV撮影ではハプニングもありまして…最後にスマホを踏んで画面を割って、前へと進んで行くっていうシーンがあるんですけど、技術の進化で落ちても割れないようになってるから何度踏んでも割れなくて。最終的にハンマーで割りました。
TETTA
だから、よーく観ると、踏んで割れたような割れ方じゃないんですよ。叩いた跡がある(笑)。
KENSHIN
あのスマホ画面の中には俺がいて、割ってもらって出てこられるっていう設定だから、ある意味HAYATOは恩人というか。まぁ、最初の方では蹴られてもいるけど。
KOHKI
いや、俺は“邪魔だ!”って蹴飛ばしてるだけ(笑)。
NAOYA
みんなどこかに閉じ込められていて、そこから出ていくっていうストーリーになっているんです。でも、僕だけ自由で“発煙筒持って歩いてくれ”って言われたんですけど、あまりにも煙が多すぎて、結局は煙の中に閉じ込められました…。
L→R KENSHIN、REI、EIKU、HAYATO、TETTA、NAOYA、KOHKI
EIKU
TETTA
REI
HAYATO
KENSHIN
KOHKI
NAOYA
シングル「Category / My Love」【TYPE-A】
シングル「Category / My Love」【TYPE-B】
シングル「Category / My Love」【TYPE-C】

OKMusic編集部

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