大人から子どもまでみんなメロメロ〜
、Marshmello幕張公演レポート!

3月22日(金)に千葉・幕張メッセで開催されたMarshmello(マシュメロ)の来日公演の模様をレポート。

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さすがマシュメロ…大人から子どもまで魅了!

まだまだ肌寒い中でも会場には早くから多くのお客さんがつめかけ、最終的にこの日の動員数はなんと15,000人(翌日の神戸ワールド記念ホールには1万人が集結!)。
しかも、客層&年齢層が幅広く、とりわけ20代前半の若いお客さんを数多く見かけつつ、なかにはそれこそ10歳になるかならないかといった子どもの姿も……。早々にしてマシュメロを体感させるとはなんとも素晴らしき英才教育、まさかまさかあの覆面はキッズにも人気なのかと思ったもの。
また、フェス仕様の気合の入ったヘソ出しガールやコスプレ、Tシャツなどのグッズ着用率もすこぶる高く、もはやマシュメロはシーンのアイコン的存在なんだと再確認。
今回はそんなマシュメロの他に、Slushii(スラッシー)も出演となんともキャラクター性の強いラインナップ。でも、それだけに熱狂具合もスゴイわけで……。スラッシーのプレイも素晴らしかったけど、やっぱり真打ちマシュメロが登場すると一際大きな歓声が。

冒頭からSelena Gomez(セレーナ・ゴメス)の“Wolves”でオーディエンスの心を掴み、スタートダッシュもハンパなし。マイクで煽りながら、JAUZ & DJ Snake“Gassed Up”やAvicii(アヴィーチー)“Levels”のリミックスなどで盛り上げ、さらには“Check This Out”や“Want U 2”、そして“FRIENDS”や“POWER”といった自身の楽曲を前半から惜しみなくプレイ。

そのうえ、大型モニターにはかわいいマシュメロ姿のキャラクターのキャッチーな映像が続々流れるもんだから、盛り上がらないはずがない。

その後も往年のロックバンドJourney(ジャーニー)の名曲“Don’t Stop Believin’”からの“FLY”だったり、この日共演したスラッシーとの“There x2”だったり、Logic(ロジック)との“Everyday”に“You & Me”とスマッシュヒット連発。メドレー状態にオーディエンス悶絶。ヒット曲満載のマシュメロだからこそのコンテンツ。

そんななかでもやっぱりハイライトは出世作“Alone”。そのときの大合唱たるや……。からのSebastian Ingrosso & Tommy Trash ft. John Martinの“Reload”アカペラマッシュアップにも感服。

さらには、Bon Jovi(ボン・ジョビ)の“Livin’ On A Prayer”だったり、Gammer(ガマー)の“The Drop”だったり、Showtek(ショウテック)の“Booyah”だったりと縦横無尽。そして、フロアでは絶え間なく続く大合唱。マシュメロの曲だけでなく、ジャーニーやボン・ジョビ、The White Stripes(ザ・ホワイト・ストライプス)もあったし、そのあたりのエンタメ性もさすがの一言。

攻めて、攻めて、攻めまくりの中でも時折落としてまた盛り上がる、もはやマシュメロにみんなメロメロ。最後まで大観衆を魅了し、ラストは“Happier”でみんなハッピー。大人から子どもまで完全に魅了するその様子は、言うなればマシュマロの国“マシュマーランド”。ぜひまた行きたい! マシュメロを日本で見たい、聴きたい、楽しみたい! そう思った人は確実に多かったはず。

PHOTO:(c)YUSUKE UCHIDA