無名音楽家が半年で7つものSpotifyオ
フィシャルプレイリストに掲載される
まで【後編】

皆さん、こんにちは。齊藤です。前回のコラム、ご覧頂けたでしょうか。このコラムは前回の内容を受けて進んでいくため、お時間許すようでしたら復習いただいてお読みください。

バイラルチャートとは?

バイラルチャートという概念を僕が知ったのは、海外における音楽市場のトレンドをいち早く日本に紹介してくださっているジェイ・コウガミ氏の記事でした。
文字どおり、急速に話題が沸騰するとランクが上がっていくという仕組みのもの。どうやらSpotifyの概念では、「Spotifyの発行するリンクに付随するタグを踏んで再生した数」が指標になっているようです。つまり、SNSなどでSpotifyのリンクが拡散され、そこからリスナーが増えていくことでチャート上位に駆け上がっていくと言う仕組み。
この論が正しい場合、僕がSNS上でめちゃくちゃバズったからバイラルチャートで1位になれた。ということになります。ところが、僕をフォローしていただいている方の数は、正直多くのインディアーティストさんたちよりかなり少ないはず。

リンクで題材になっている、
さん、
さんも、チャートインした際にSNSのフォロワーが多いわけではなかったと認識しています。それなのに、純粋に共感・共有されたことで爆発的なヒットを飛ばすことに成功した。単純にSNSのフォロワーが多いから評価されるわけではなく、きちんと音楽がシェアされ、再生されたことを指標とするのがバイラルチャートということが言えます。