一杯のワインが被災地復興の支援にな
る『ファインズチャリティ試飲会』が
今年も開催
・“春を楽しむ”をテーマにロゼだけのブース。
・ワインの専門家たちから高評価を受けた1万円以下のワインのブース。
・ファインズのスタッフのおすすめワインのブース。
・銘柄を隠した状態で試飲して、その銘柄を当てるというブラインドテイスティング体験のブース。
・生産年が同じ地区の違うシャトーを比べる水平試飲と、同じワインで生産年ごとに比べる垂直試飲のブース。
・超高級ワインの有料試飲のブース。
<生産者ブース>
■シャンパーニュ・アンリオ(フランス シャンパーニュ)
アンリオ家は17世紀からワイン造りに携わってきた一族で、1808年にアポリーヌアンリオがメゾンアンリオを設立。この時から今日に至るまでの200年以上、家族経営を行っている老舗のシャンパーニュメゾン。20世紀初頭、フィロキセラの流行や第一次世界大戦により畑は大きな被害を受けたが、1926年にエティエンヌアンリオが経営を継承。畑の回復に尽力、海外市場の拡大とアンリオの成長に貢献し、その後、故ジョゼフアンリオが経営を引き継ぎ、アンリオの名声を確固たるものに築き上げた。現在は、ジルドラルズィエールがアンリオグループの中心となり、さらなる品質の向上を目指している。
■ドメーヌ・ウイリアム・フェーブル(フランス ブルゴーニュ)
1850年に設立され、現在の社名となっているウィリアムフェーブルが相続した際に積極的に畑を買い増し拡張。グランクリュ15.2ha、プルミエクリュ15.9haを所有するシャブリ地区最大のグランクリュ所有ドメーヌ。跡継ぎのいなかった同氏がドメーヌを売却した1998年、すでにブシャール社の改革を成功させていたアンリオ家が獲得し、品質向上のための様々な改革を実施。当時まだ若手だった醸造家ディディエセギエをワインメーカーに抜擢し、果実味あふれるワイン造りに転換。さらに評価を高めた。
■ドメーヌ・ヴィラ・ポンシアゴ(フランス ブルゴーニュ)
949年には既にクリュニー修道院が所有し、高い評価を受けていたドメーヌ。1900年代にブシャール家は当時所有していたクロ・ヴージョの畑を全て売却。その売却益でこのドメーヌを手に入れ所有者となった歴史があり、ブシャールには今でも1929ヴィンテージのワインが現存。1870年に出たボジョレーワインの格付本”Vermorel & Danguy”ではグランクリュのカテゴリーにあり、中でも最高の「プルミエールクラス」に格付けされていた。ブシャール家が一度手放したこのドメーヌを、アンリオ家が2008年に再取得。かつてコートドールに匹敵する評価を得たこの地区のワインを返り咲かせようと2009年ヴィンテージからリリース。
■ドメーヌ・ブシャール・ペール・エ・フィス(フランス ブルゴーニュ)
言葉で語られることは多いが、なかなか体感する機会がないブルゴーニュの村ごとの味わいの違い。今回は、コートドニュイから4種類、コートドボーヌから8種類、全て2016年ヴィンテージのワインを用意。造り手のブシャールペールエフィスは「ひとつひとつの畑のテロワールが忠実に反映されていること」をポリシーとして、それぞれの個性を最大限に表現するワイン造りを行っている。1731年創業。1775年にヴォルネーのカイユレ畑、タイユピエ畑などを取得しワイン造りを開始。1820年に、15世紀の要塞であるシャトードボーヌを取得。現在は瓶熟庫に19世紀のワイン約3,000本が眠っている。1995年、シャンパーニュの老舗アンリオ家の故ジョゼフアンリオがオーナーになり、ワイン造りの全工程において徹底した品質改革を行う。コートドールに約130ha(うちグランクリュ12ha、プルミエクリュ74ha)におよぶ優れた畑を所有するコートドール最大のドメーヌのひとつ。
■ソルベニ フィリップ・トルシエ(フランス ボルドー)
元サッカー日本代表監督、フィリップ・トルシエが2014年、ボルドーのサン・テミリオンで1.1haの畑からのスタート。ワイン名「ソルベニ(SOL BENI)3-4-3」に含まれている「3-4-3」とは、前線に3人の選手、4人、3人と左右中央の横ラインに均等に選手を配置するサッカーの攻撃的なフォーメーションのこと。「人生を楽しく生きる」というトルシエの信条に沿った、心地よい果実味となめらかなテクスチャーをそなえたワイン。
■ボデガス・プロトス(スペイン リベラ・デル・ドゥエロ)
1927年、11のブドウ生産者が集まって高品質なワイン造りを目的に協同組合を設立。1929年のバルセロナ万博で金賞を取ったことで有名になり、この地域を代表するワイナリーとなる。当時は「ボデガスリベラドゥエロ」と名乗っていたが、1982年にDOが設立されるにあたり、DOにリベラデルドゥエロの名称を譲り「プロトス」(ギリシャ語でNo.1の意)に名前を変更。街の観光名所であり、ワイン博物館でもあるペニャフィエル城地下に2kmに渡るセラーを所有しており、現在も街を代表するワイナリーとして地元で愛されている。
■ハイド・ド・ヴィレーヌ(アメリカ カリフォルニア)
「パリスの審判」に審査員として立会い、カリフォルニアワインの可能性をいち早く知ったドメーヌドラロマネコンティの共同経営者であるオベールドヴィレーヌ。そして、「キスラー」「パッツ&ホール」など名だたるワイン生産者へブドウを供給してきた「ハイドヴィンヤード」のラリーハイド。ドヴィレーヌの妻、パメラがハイドの従姉妹にあたることから2000年に二人のパートナーシップが成立。以降、ブルゴーニュの造りとナパヴァレーのテロワールの融合を実現している。
■ドメーヌ・プリューレ・ロック(フランス ブルゴーニュ)
故アンリ・フレデリックロックが1988年に創立したドメーヌ。彼はアンリルロワの長女ポリーヌの次男(ラルービーズルロワの甥)にあたり、ドメーヌドラロマネ・コンティの共同経営者も務めていた。昨年、惜しまれながらこの世を去ったが、アンリは親日家で、このチャリティ試飲会にも8年の間に2度、フランスより参加している。
■ジッラルディ(イタリア ピエモンテ)
ピエモンテ州ドルチェットドリアーニDOCGの生産地域内にあるワイナリー。フランスで生まれたジャコモ(現当主ジャコリーノの祖父)は、コートデュローヌでワイン造りを経験し、1928年にランゲの方言では“クルサレット”と呼ばれる丘陵にある畑に移住し、ブドウ栽培を始めた。1980年にファミリーの三世代目ジャコリーノ氏が自社で瓶詰めを始め、さらに畑を拡張。2011年にはバローロ地区に新しい醸造施設を設け、新たなチャレンジを行っている。ジャコリーノはバローロの名手チェレットのCEOも務め、ランゲ地方全体の成長に寄与している。
■ドメーヌ・AF・グロ(フランス ブルゴーニュ)
ドメーヌA.F.グロはアンヌ・フランソワーズグロが立ち上げたドメーヌ。アンヌ・フランソワーズは、ヴォーヌ・ロマネ村の名門グロ家のジャンとジャニーヌ夫妻の長女として生まれ、ポマールのフランソワパランと結婚。それぞれの所有する畑を合わせてブドウの共同栽培を始め、1988年にドメーヌアンヌ・フランソワーズグロが誕生。現在では息子のマティアスと娘のカロリーヌが二人の後を引き継ぎ、ドメーヌの運営を担っている。
ボーヌ・グレーヴ・ヴィーニュ・ド・ランファン・ジェズュ 2003 30ml 1,500円
Domaine Bouchard Pere et Fils Beaune Greves Vigne de l'Enfant Jesus 1,500ml
Domaine de la Romanee-Conti Echezeaux 1,500ml
Domaine de la Romanee-Conti Montrachet 750ml
Tokaj-Oremus Tokaji Aszu 6 Puttonyos 500ml
事務局長 根木佳織
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