Jarreau Vandal / Westside 〈Soule
ction〉からのリリースでも知られる
プロデューサーが来るミックステープ
より新曲公開。有機的な音使いでより
洗練された歌モノへ

オランダはネザーランドのDJ/プロデューサーであり、LAの〈Soulection〉からのリリースや、昨年の来日も記憶に新しいJarreau Vandalが新曲「Westside」を7月末にリリースしました。

本作は来るミックステープ『Anthology』からの3曲目のシングル。これまでもボーカル入りのトラックは作っていましたが、どちらかというとフロア・コンシャスなダンス・ミュージックを軸としてきた彼ですが、今作ではより洗練されたポップ・ソングへとシフト・チェンジ。先述の『Anthology』は、もしかしたら彼のキャリアの転換点となるのではないでしょうか。

ソウルフルかつシルキーな質感の女性ボーカルがエモーショナルなメロディを歌い上げる本楽曲ですが、同作より先に発表された2曲とは違い、フィーチャリングのクレジットはなし。〈Soulection〉お得意のフューチャー・ビーツ的なビートを下敷きにしながらも、ピアノを始めとしたオーガニックな音色を多用することによって、よりポップスとして機能するナンバーへと仕上げています。ちなみに、リリースは〈Soulection〉からではなく〈Hear This〉から。
Jarreau Vandalは本楽曲について、「この曲はどこか遠くへと自分を連れてってくれる。ちょうどLAで過ごした日々を思い起こさせてくれるかのように。そして、自分が戻りたいと思っている本当に愛している場所へと連れ戻してくれるんだ」とコメント。( via. THE LINE OF BEST FIT(https://www.thelineofbestfit.com/new-music/discovery/jarreau-vandal-westside) )

なお、『Anthology』より先に公開されている「Break My Back (with Ashnikko)」、「Scintilla (with Luna Mae)」の2曲とも素晴らしいので、こちらもぜひチェックを。 Ashnikko(https://soundcloud.com/ashnikko) はロンドンのラッパー、 Luna Mae(https://soundcloud.com/lunamaemusic) はJarreau Vandalと同じくネザーランドのシンガーのようです。

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