『天空の城ラピュタ』などの美術監督
・山本二三氏の美術館が7/1にオープ

『天空の城ラピュタ』『火垂るの墓』『もののけ姫』『時をかける少女』等、画業約40年の間、数々の名作アニメーションで美術監督を務めてきた山本二三氏の美術館「五島の雲 山本二三美術館」が7月1日(日)からオープンする。
同館では、山本二三氏の描いたアニメーションの背景画や、山本二三氏の出身地である五島を描いたオリジナルの絵画を約50点展示される。建物は1863年(江戸時代)に建てられた武家屋敷「松園邸」を改修したもの。五島の雄大な自然を見て育った山本二三氏の絵と、五島の歴史を感じられる美術館になっている。
五島の雲 山本二三美術館のイメージ図
武家屋敷「松園邸」を改修した同館の雰囲気に合うように屏風型のパネルを使用して展示されている
山本二三氏のアトリエが再現された一角。モニターには山本二三氏がどのように絵を描いているかが映し出されている
空と雲の部屋。山本二三氏が描いた空と雲で囲まれている。雲のソファで短編アニメを見ることができ、このコーナーでは写真撮影が可能になっている
同館は長崎から100kmほど西にある五島列島の福江島にある。豊かな自然が魅力の五島、そして歴史ある建物と山本二三氏の絵という最高の組み合わせは、旅の目的として十分。今年の夏の旅行の候補にいかがだろうか。

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