Lenny code fiction、“AWAKENING”
ツアー完遂!恵比寿リキッドルームで
魅せた“覚醒”の一夜!!

新たな王道を行く4ピースロックバンドとして、着実にその活動の場を広げているLenny code fiction。彼らが9月29日の東京・SHIBUYA WWW Xからスタートさせた全国ツアー『Lenny code fiction LIVE TOUR 2017 “AWAKENING”』が12月24日の東京・恵比寿リキッドルーム公演でファイナルを迎えた。
4本のワンマン公演と6本の対バン公演で構成された今回のツアー、SEに乗せてステージに登場したメンバーが一通りのセットアップを済ませると、ボーカル&ギターの片桐 航が「Lenny code fiction始めます!」と宣言し、「Showtime!!!!」の演奏からツアーファイナルをスタートさせた。
「いつも以上に楽しい」、「最高です」と自らの高揚を隠せないのは航だけではなく、残りの3人のメンバーの熱気からも充分にその手応えが伝わってくる。「数え切れないライヴをしてきたけれど、このAWAKENINGツアーでそれを越えます!」と力強く宣言する航の掛け声にオーディエンスも力強く振り上げた手で呼応する中、12月2日に配信リリースされた新曲「AWAKENING」が披露された。彼らが大切にするテーマ“奇跡”という言葉が冒頭から飛び出すこの楽曲は、ツアータイトルと同じタイトルが付けられ、まさにバンドに“覚醒”を促した今回のツアー象徴する非常にシンボリックなナンバーとして会場に響き渡っていた。
そんな彼らは何度もオーディエンスに感謝を伝えつつ、全16曲を熱演。航の誕生日でもあったこの公演がファンにとってもメンバーにとっても、非常に充実した多幸感に溢れた内容であったことは、終演後にそこかしこのファンの表情に何よりも現れていた。
無事にツアーを終了した彼ら。2018年、どんな音が届くのか。それが楽しみでならないのは、リキッドルームのフロアに居た誰もが抱いた感想に違いない。
写真/Yusuke Sato 、Serina

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