GLAY、YUKI、高橋優など
11月初旬から中旬リリースの
16作を紹介

フリーマガジンokmusic UP's vol.159(11/20発行)に掲載中の『DISC GUIDE』から、11月初旬から中旬リリースの作品16作を紹介!

1.「The Letter」/The Wisely Brothers
2.『Be The One』/Layne
3.「BABEL」/BUCK-TICK
4.「灯り」/ストレイテナー×秦 基博
5.『2×3 BORDER』/FAITH
6.「WINTERDELICS.EP ~あなたといきてゆく~」/GLAY
7.「フラッグを立てろ」/YUKI
8.「ルポルタージュ」/高橋 優
9.『相聞』/中島みゆき
10.「涙の種、幸せの花」/Hilcrhyme
11.『Fruits Decaying』/ぼくのりりっくのぼうよみ
12.「カレイドスコープ」/瀬川あやか
13.『SHUFFLE!! E.P.』/Shiggy Jr.
14.『ユキマチヅキ』/城 南海
15.『mothers』/My Hair is Bad
16.『hanamuke』/Hump Back

「The Letter」/The Wisely Brothers 7inch Analog 11/8 Release

  • Lastrum
    LAEP-1007 
    ¥1,500(税抜)

片寄明人がプロデュースを務める新曲「The Letter」をアナログ盤で先行リリース。来日公演で共演したフランキー・コスモスに真舘晴子(Vo&Gu)が手紙をしたためたことから生まれた同曲は、沸き上がる気持ちをどうにか伝えようとする様子が全編英詞で表現されている。“なぜ好きなのか”ではなく、“どのように好きなのか”をときめくままに伝える姿は眩しく、そこには想いを表現する上で大切なことが全て凝縮されている。
TEXT:千々和香苗

『Be The One』/Layne Album 11/8 Release

  • Youth Records
    YRNF-0004
    ¥2,500(税込)

地元・神奈川県藤沢市を拠点に活動する4人組の1stアルバムは、ブリティッシュロックの薫陶を受けたサウンドをかき鳴らしている。口ずさみやすい親密なメロディー、重厚なコーラスワーク、テンポ感のいい曲調は身も心も躍り出したくなる高揚感がぎっしり。明るく温かく照りつける音色に、日常生活の中で溜まったストレスも解放されそうだ。詰め込むのではなく、音の隙間を活かした味わい深い演奏も余韻を引きずる。
TEXT:荒金良介

「BABEL」/BUCK-TICK Single 11/15 Release

  • Lingua Sounda
    【完全生産限定盤A(SHM-CD+Blu-ray)】
    VIZL-1261 ¥2,380(税抜)
    ※スペシャルデジパック仕様
    【完全生産限定盤B(SHM-CD+DVD)】
    VIZL-1262 ¥1,880(税抜)
    ※スペシャルデジパック仕様
    【通常盤(SHM-CD)】
    VICL-79002 ¥1,000(税抜)

荘厳でゴシックなイントロダクションに今井 寿のノイズギターとグルーブするビートが絡む冒頭のサウンドから魅了されるデビュー30周年プロジェクト第一弾。漆黒の闇と赤い血をしたたらせるが如くの櫻井敦司のヴォーカルは圧巻。“我はBABEL”と言い切る迫力は震えるほどだ。サビの抜けるメロディーも快楽度が高く、美しさと凶暴さが共存する力に満ちた音にも未来に向かう意志が感じられる。
TEXT:山本弘子

「灯り」/ストレイテナー×秦 基博 Single 11/15 Release

  • Virgin Music
    TYCT-30069
    ¥1,080(税込)

ストレイテナーの結成20周年を祝う第二弾は秦 基博とのコラボ作。表題曲はホリエアツシ(Vo&Gu&Piano)と秦による共作曲で、冬のラブソングをテーマにした切なくも心温まる曲調。鍵盤を用い、最小にして最大の効果をもたらす繊細なアレンジも秀逸だ。カップリング曲は秦の「鱗(うろこ)」をストレイテナー流にカバー。原曲の良さを崩さず、正攻法で勝負した潔さ。それが返って、“らしさ”を色濃く映し出している。
TEXT:荒金良介

『2×3 BORDER』/FAITH Mini Album 11/15 Release

  • ATSUGUA RECORDS
    VPCC-81990
    ¥1,500(税込)

平均年齢17歳という高校生バンドの1stミニアルバムはポップ&パンクロック好きにはたまらない一枚だ。メンバー5人中3人が日米のハーフということもあって全曲英語詞を貫いている。ドリチュラーあかりの透明度の高い歌唱力は素晴らしく、ライヴ映えする躍動感漲る演奏の上を軽やかに舞っている。アップテンポからしっとり聴かせる曲調まで揃え、今作を機に人気に火が付くのは必至だろう。オススメ!
TEXT:荒金良介