【WEBER】
新たな1歩を踏み出す勇気をもらえる
エモーショナルなラブソング
L→R J(Dancer)、Hayato(Vo)、Taka.(Vo)、little Skeet(Dancer)
主演映画『僕らのライブ大事件』の主題歌でもある新曲「大切なひと。大切だったひと。」。愛することとは、人を好きになることとは…ということをやさしく美しいメロディーで歌うこの曲は、彼らの新たな魅力を感じさせる。
「大切なひと。大切だったひと。」はとても美しいラブソングですね。歌ってみていかがでしたか?
Taka.
実はメジャーデビューしてから初めてのラブソングなんです。ラブソングとひと言で言っても、いろんなかたちがありますよね。この曲は“友達や家族、愛する人たちを好きになることって本当に勇気がいること。すごく素敵な経験だからこそ、どんなに傷付けられたり、裏切られたとしても、それは未来へのいい経験になる”という想いが込められているんです。僕自身も23歳になった今だからこそ、本当にそう思っていて。WEBERというフィルターを通して、聴いた人たちに共感してもらえたら嬉しいですね。
Hayato
この曲のサビでは《泣いて》と8回歌う歌詞があるんです。最初は“言いすぎだろう”って思っていたんですが、歌っているうちに8回それぞれに込められている想いが違うということに気付いたんです。それをしっかりと表現しながらのレコーディングはとても難しかったんですが、すごく勉強になりました。
Taka.
いつもはヴォーカルのふたりで順番に歌っているんですが、今回は歌詞を読んで、歌いたい場所を希望制にしたんです。そしたらきれいに意見が分かれたんですよ。同じ曲でも伝えたい言葉がこうやって分かれるように、聴いてくれる人たちも感じることがたくさんあるということに改めて気付いたんです。それに、ちゃんと歌詞について考えたくなるような曲なんですよ。だからこそ、絶対に心に残る曲になると思うんですよね。人生においてそういう曲は数少ないと思うので、これから先もずっと大事にしていきたいと思いました。
little Skeet
最初に聴いた時、イントロがバラードのようだったので“どうやって踊るんだろう?”って思っていたら、後半にいくにつれて盛り上がり、ダンスチューンなのかと思うくらいの強さを持っている曲だったので、すごく戸惑いましたね。でも、聴いて、パフォーマンスしていくうちにどんどん身体に馴染み、すごくいい曲だなと思ったんですよ。きっとみなさんにとっても聴けば聴くほど味が出る、気持ちの良い曲になると思います。
こういう曲のほうがエモーショナルなダンスが似合いますよね。
J
そうなんですよね。僕がいつも振り付けを担当しているんですが、最初は“この曲はダンスが必要かな?”と悩んだんです。そこで1度お風呂に入って頭をリセットしようとしたんですが、どうしてもサビの《泣いて》と8回歌うところが頭から離れないんですよ。それくらいキャッチ―で忘れられない歌って、なかなか出会えないと思うんです。だからこそ、ダンスを加えてカッコ良いと思えるようにしようと思ったんです。注目してもらいたいのが、歌詞を表現しているダンスで。かなり迷って出した正解だからこそ、良い仕上がりになったんじゃないかなと思います。
この曲はみなさんが主演する映画『僕らのライブ大事件』の主題歌でもあるわけですが。
Hayato
ダンスヴォーカルグループの主演映画があると聞いて、まず多くの人が驚くと思うんです。僕らもすごく驚きましたし。でも、この大きなチャンスをいただいたからには、この曲とともにもっと多くの人に知ってもらえたら嬉しいですね。
little Skeet
映画では僕らのライヴシーンが多く使われているんですよ。さらに、物語があったあとにこの主題歌が流れることで、また違う意味も感じてもらえると思うので、ぜひ映画館で体感してもらいたいです。
Taka.
演技はみんな初めての挑戦だったんですが、そこで分かったのが歌もダンスもお芝居も、表現するという意味では変わらないということで。新しいことに挑戦したことで幅も増えたし、表現力もより勉強できたんですよね。今後もチャンスがあれば挑戦させてもらい、そこで得たものをWEBERに還元できたらグループの底上げになると思うんですよ。
J
そうだね。あとは、この映画に関わらせてもらったことで、僕らの武器は“音楽”なんだということに改めて気付いたんです。どの曲も誰かの心の隙間で響いているんです。音楽で人の心を動かすのは大変だけど、大切で大事なことだと思ったので、そう思える曲を発表し続けていきたいですね。
カップリング「モノクローム」も素敵な曲ですね。
Taka.
「大切なひと。大切だったひと。」のカップリングに「モノクローム」があるということがすごく大事なことなんです。というのも、表題曲のリアルな芯の部分を「モノクローム」で歌っているんですよ。絶望的になり、死んで生きた主人公のより深い心理が描かれているんです。人間は気持ち次第で周りの景色がどんどん変わるし、気持ち次第で自分を変えられるということを、この曲から感じ取ってもらえたら嬉しいですね。
J
あまりにも素敵な曲で、最初は“踊りたくない”と思ったんです(笑)。もちろん振り付けをして踊っているので、ダンスと一緒に楽しんでください(笑)。
ありがとうございました。すごく充実した一枚になりましたね。
J
改めて自分のことを考える一枚になったと思います。“自分にとって大切な人って誰だろう?”と思ったり、ネガティブなことを振り切って、“苦しくて辛い経験があるからこそ今の自分がいる”という考え方に切り替えるために、背中を押す一枚になるんじゃないかなとも思いますね。
Hayato
このシングルを聴いて、もっと前に進もうと思ってくれる人が増えたら最高に嬉しいですね。そのためにリリースイベントをたくさんするので、ぜひ遊びに来てください!
取材:吉田可奈
アーティスト
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