【LUNKHEAD】『起志快晴のみかん祭』
2011年3月27日 at 新木場STUDIO COA
ST

取材:石田博嗣

東日本大震災の影響による節電等の問題からライヴが自粛ムードにある中、“いち音楽家として、プロとして、今だから歌わないといけない”と敢行された自主イベント『起志快晴のみかん祭』。そんなLUNKHEADの決意に賛同したゲスト陣がDJや弾き語りでフロアを盛り上げ、最後に控える首謀者へとバトンが渡される。現在のバンドのテンションが詰まったニューアルバム『[vivo]』の1曲目を飾る「狂った朝」でステージがスタート! ネガティブな状況下で歌うこと、奏でること、ライヴをすることを選択したメンバーの想いが、その声と音からあふれ、手加減なしにフロアをヒートアップさせていく。さまざまなメッセージがダイレクトに届けられ、それに観客は全身で呼応し、この場にいる全員で想いを共有…そう、会場がひとつになっている。これからの日本が一番必要としているエネルギーが、音楽の力によって生まれている。



セットリスト

  1. 狂った朝
  2. インディゴ
  3. 体温
  4. 密室
  5. 夕暮れの
  6. ハイライト
  7. 三月
  8. 白い声
  9. 螺旋
  10. 何も怖くなどなかった
  11. シンドローム
  12. 前進/僕/戦場へ

LUNKHEAD

ランクヘッド:1999年に愛媛県で結成され、04年1月にシングル「白い声」でメジャーデビュー。10年4月にオリジナルメンバーの石川 龍(Dr)が脱退するも、桜井雄一(ex.ART SCHOOL)を迎えての新体制となる。結成20周年となる19年には、4月に12枚目のアルバムとなる『plusequal』を発表。

アーティスト