【クレンチ&ブリスタ】
取材:石田博嗣
本当の意味でのコラボレーションができた
「Alone ~君に伝えたくて~ with MAYO」なのですが、なぜ「Alone」をサンプリングしようと?
Mr.Blistah
今年は次回作のアルバムまでいろいろな方とコラボレーションをしようというコンセプトを基に取り組んでいるんですが、Foxxi misQやMay J.など同世代や同じジャンルのコラボじゃなく、枠を超えたクレブリらしい、それでいてマジかよ!っていうみんなへのサプライズ的な気持ちもあって…。そこで当時、俺たちのフェイバリットソングだった岡本真夜さんの「Alone」がパッと閃いたんです。
Clench
そこで、すごく興奮して、すぐスタッフとミーティングし、満場一致で話を進めようということになったんです。
Mr.Blistah
でも、本当は岡本真夜さんが快諾してくださるとは、夢にも思わなかったので、快く“やりましょ!!”というご返事をいただいて、“うおぉ!! やばい!!”って。リスナーに届ける前に俺たちが大興奮しちゃいましたね(笑)。
しかも、“feat.”ではなく、“with”なんですよね。
Mr.Blistah
単なるサンプリングではなく、岡本さんに曲の世界観に合わせた歌い直しや新たなメロディーを付けていただいたりして、本当の意味でのコラボレーションができたので、そこはあえて“feat.”ではなく、“with”が一番ふさわしいとこだわって付けさせていただきました。岡本さんにはラップパートも一緒にユニゾンしていただき、本当にうれしく思っています!
コラボしたことで、原曲に男性の気持ちが加わりましたね。
Mr.Blistah
せっかくコラボレーションできるということで、クレブリなりの男性視点の気持ちだったり、想いっていうのを包み隠さずストレートに歌詞にしましたね。それを表現する時も、原曲の良さも残しつつ、新たな響きにしたかったので、岡本さんと何度も話し合ったり、歌詞も何度も書き直して、一緒に納得いくまで制作していきました。
Clench
この曲の孤独感や刹那加減、それでいて優しく耳に入ってくる岡本さんの声や雰囲気を大事にしたかったから、そういった意味でも今回の仕上がりはかなり気に入ってますね。
“幸せの先は孤独じゃない 恋が心を強くしてくれるから きっとそこで愛がまってるから”という言葉が印象的でした。
Mr.Blistah
ここは歌詞を書いてて、クレブリとして一番何がこの曲で言いたいのかをずっと考えていて。遠回しに言ったり、後悔の思いを言うよりは、今までの恋愛を踏まえて、感じたことをストレートに言おうって。それが一番リスナーに伝わるんじゃないかということで、試行錯誤しましたが、いいパンチになって本当に良かったと思っています。
岡本さんと一緒に制作する中で、どんなことが刺激になりましたか?
Mr.Blistah
今年は15周年ということで、常に第一線で活躍されているのは単純にすごいと思っていたんですが、今回、ご一緒させていただいて感じたことは、音楽に対して妥協しないし、いつも真剣でいて、リスナーのことを考えていらっしゃる。それが常に前を走り続ける秘訣なのかなと大変刺激を受けましたね。
Clench
しかも、ライブも拝見させていただいたんですが、ブラックミュージックなアレンジになってたり、新しいことに挑戦してたり。やっぱり、そういう姿勢に僕たちももっと頑張らないとと思いましたね。
Mr.Blistah
Clenchが言う通り、前向きな姿勢とチャレンジ精神を身を持って勉強させていただきました。あと、歌詞の大切さと。
アーティスト
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