【Fo'xTails】Fo'xTails史上最速のパ
ーティーロック!
写真上より時計まわり、鳴風(Gu)、峻洋(Dr)、takao(Vo)、坂本尭之(Ba)、テラ(Gu&Programming)
もうすぐ結成2周年を迎えるFo'xTailsが3rdシングル「MONSTERS」をリリース。5人の自由奔放な感性が炸裂した楽曲はエナジードリンク要らずのパワーチューンだ。takao(Vo)と鳴風(Gu)に挑戦が詰まったシングルについて話を訊いた。
取材:山本弘子
TVアニメ『バトルスピリッツ 烈火魂〈バーニングソウル〉』の新ED主題歌でもある「MONSTERS」は、いろいろなものを蹴散らして前に進んでいくようなエネルギッシュな曲に仕上がりましたね。
鳴風
みんなと話し合った時に“速くて派手で明るい感じにしよう”ということになって作った曲なんです。原型はすぐにできたんですが、アレンジにかなり時間がかかりました。
takao
最初はテンポも遅かったんですけど、“もっと速く、もっと速く”ってなっていって。
ますますハードロック、ラウドロックの色が強くなっているような気もしたのですが。
鳴風
そうですね。「MONSTERS」は初めて7弦ギターをメインに使った曲で、ヘヴィかつ速い。
Fo'xTails史上最速のヘヴィナンバー?
鳴風
ええ。もう大変です(笑)。
takao
1曲通しただけで息切れしそうになります(笑)。ドラムが一番大変ですけどね。でも、突き抜けた曲になりました。派手だし、みんなでコール&レスポンスできる箇所もあるし、パーティー感も意識しています。MVでも、外国人の子供たちにパーティー会場みたいな部屋に連れていかれて騒ぎまくるっていうシーンが出てくるんですよ。Fo'xTailsの普段の素顔も出てるし、結構ふざけてますね。
鳴風
特に峻洋がね。
takao
ドラム叩くのをやめて子供を追いかけてるシーンも出てきますからね(笑)。
5人が炸裂して演奏してる絵が浮かんでくる曲ですよね。歌詞はアニメとリンクさせたのでしょうか?
takao
アニメ自体は知っていたんですが、今回は“自分の好きなようにやってみよう”と思ったので、そんなに意識はしてないですね。タイトルは、前にライヴで“みんな、モンスターみたいになれよ!”って煽ったことがあって、その時からいつか“MONSTERS”っていう歌詞を書こうと思ってたんですよ。モンスターみたいにみんなの本性、見せてよ!っていう。英詞の《Discard Beautifull!!》っていう部分は”美しさは捨てなよ“っていう意味なんですが、絶対に言いたい言葉だったんです。飾らなくていいんじゃないの?っていうニュアンスなんですけど。
いびつだっていいんじゃない?って。
takao
そうです、そうです。俺の中ではモンスターって自由に自分らしく生きているってイメージなので。
なるほど。パーティー感満載の「MONSTERS」に対して「ウロボロス」は大人な世界観の歌詞ではありますが、違う意味で燃え盛っている曲ですね。
鳴風
曲を作った時からタイトルは“ウロボロス”に決めていたんです。その時に読んでいた本のサブタイトルだったんですけど、“これ強そうだな”って(笑)。調べたら、“無限”“永遠”“再生”という意味があって、そもそもは蛇が自分の尻尾を飲み込んで輪になってる状態のことで、それが終わりも始まりもない完全なものを表しているらしいんですが、意味は俺の中では全然関係なくて、とにかく“ウロボロス”って言葉が自分の中でキャッチーだったんです。
歌詞は今までにない内容ですね。欲望にとらわれてしまったウロボロスみたいな。
takao
大人な恋愛の歌詞を書いてみたかったんです。曲を聴いた時に欲望が理性を食べてしまっている絵が浮かんできたので、歌い方も吐息を入れたり、今までにない色っぽい曲にしました。
鳴風
“こういう方向できたか”と思いましたね。俺の“ウロボロス”は“欲望”だったのかと(笑)。サウンドはビートが肝になっていますね。
takao
鳴風はどっしりとしたロックが得意なので。
これもコール&レスポンスできそうですね。熱い曲が2曲続いて3曲目の「空の色」はガラッと変わってバラードという。
鳴風
Fo'xTailsにとって初のバラードなんです。この曲は人生の中で一番苦労しました(笑)。挑戦したものの、バラードって大変だなって。
takao
実はインディーズ時代…1年半ぐらい前から存在していた曲で、ずっとやりたかったんです。
さわやかさ、切なさもあるけれど、Fo'xTailsらしくダイナミックなバラードですよね。
鳴風
最初はピアノがたくさん入っていて、もっとしっとりした曲だったんですけど、途中でもっとギターロックのバラードにしようって。
イントロ、アウトロのギターフレーズがいいですね。
鳴風
俺もそこのフレーズが一番好きなんです。
takao
歌詞は友達に向けたメッセージです。昔から一緒に遊んでいたヤツらも今はそれぞれの道を歩んでいて必死に頑張っている。俺、8月に誕生日だったんですけど、その時に友達から“俺も今、頑張ってるよ”とか“お前がメジャーデビューして頑張ってるの知ってるよ”って連絡がきて、昔書いてた歌詞を新たに書き直したんです。離れていても空を見上げている時は同じ景色を見ていると思うので、“空の色”というタイトルにしました。
なるほど。今回は挑戦のシングルでもあるんですね。では、最後に11月15日の2周年ワンマンライヴへの意気込みをお願いします!
takao
CDでもチャレンジしましたけど、ライヴでもチャレンジして未来のFo'xTailsを観せたいですね。絶対に楽しいし、感動するライヴにするので、ぜひ遊びにきてほしい。
鳴風
全箇所違うセットリストで回ったツアーを経てのワンマンなので、成長した自分たちを見せたいし、その日にしかできないライヴにしたいと思います!
アーティスト
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