【ONE STEP BUS】
取材:ジャガー
笑いあり涙ありの楽曲&キャラの濃いメンバー
福島県は郡山で産声をあげたスカバンドONE STEP BUSが『SKAlcohol(スカルコール)』を持って、いよいよその産声を全国に響かせる。
「気付いたら結成して7年も経ってましたし、“もうそろそろリリースしてもいいでしょう”っていう感じで(笑)」(Andy)
「僕らは会社員の集まりなので、タイミングを逃してきてたんですよ。乗り遅れた感は…ありますが(笑)。仕事と掛け持ちっていうのもあったんで、自分たちのペースでしっかりと活動でき、なおかつ尻を叩いてくれる(笑)レーベルに落ち着いた感じです」(シャア)
「やっぱりデモとしてではなく、しっかりとした形に残したいので」(KAZ)
バリエーションに富んだ楽曲たちは、いい意味で脱力系だ。全面に押し出すバンドサウンドにホーン隊の軽快な音色が絡み合う心地良さが特徴的である。
「もう少し広がりがほしくて、デモからホーンアレンジはかなり変えましたね」(3104)
「スカ好きだけが集まってないので、バンドサウンドが強めに出ているのかもしれません。ちなみにKAZはメタル出身ですよ!」(シャア)
今作を制作していく上で、一番重点を置いたのはどういった点なのだろうか。
「ライヴをまだ観ていない人にも、ライヴの画が想像できるように!」(シャア)
「10曲で1曲みたいなイメージです」(KAZ)
では、そのライヴはどういったものなのか。つい期待をしてしまうのだが。
「自由過ぎますね。飲み過ぎて吹けないトランペットがいたり」(シャア)
「飲み過ぎて叩けないドラムがいたり」(Andy)
「飲み過ぎて歌えないヴォーカルがいたり…」(KAZ)
「計算してオーディエンスを楽しませるのはできないみたいです。“楽しませるために、僕らが全力で楽しむ!”。それがワンバスの良さなので、そこはこれからも変わらないと思います(笑)」(シャア)
おい!…と思わずツッコミを入れたくなってしまう答えだが、それもご愛嬌。ちなみに、彼らはアルコール同様、中毒性が強いバンドのため注意が必要だ。ふと出た鼻歌がワンバスってことも十分有り得る。
アーティスト
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