【CHERRYBLOSSOM】誰もが感じる、い
ろんな"春"が詰まった作品
バンド名と同じ“春”をイメージした今曲は、デビュー2 作目というプレッシャーの中作られた渾身の作品に。バンドの“華”であるヴォーカル、MEEKO とMAICOに楽曲の仕上がりについて聞いた。
取材:黒田奈保子
バンド名と同じ、春を思わせる季節感いっぱいの曲に仕上がりましたね。
MAICO
“CHERRYBLOSSOM=桜”、今回のシングルを春に出すって決まった時に、やっぱりウチらっぽい感じでドカンといきたいねっていうことで、コンセプトを“春”にして。
MEEKO
初めて私が一から作ったって自信を持って言える作品なんですよ! インディーズ時代に1曲だけ、しかもメロディーだけしか作ったことがなかったんですけど、今回は頑張りましたよ!(笑) 実は、前作がアニメの主題歌になったこともあって、反響がすごく大きかったんですね。そこから次の作品を出した時に、“やっぱり前の曲の方がいい”って言われるのだけは絶対に嫌で。最初のスタートが良かったんだから、次も頑張ろうって。誰もが“春だなぁ”ってすぐに感じられる曲にしようって、すごいプレッシャーの中で作りました。メロディーはすんなり決まったけど、歌詞は何度やっても納得がいかなくって。最初は自分の意見や経験だけで書いただけだったんです。それだけだと、改めて聴いても何も心に入ってこないし、自分だけが納得してるような気がしたんです。“春”っていうコンセプトは、制作時には季節的にちょっと先の話だから、実感が沸かなかったんですね。だから卒業文集とかで、その時の自分の感情を読み返してみたんです。そしたら、友達の将来の夢や目標とか、みんなにとっての“春”の意味がバラバラなんですよ。そういったみんなの思いを取り入れて書いていきました。
メンバーの反応はいかがでしたか? 展開の多さも今作の魅力だと思うのですが。
MEEKO
ピアノで伴奏をつけて歌を入れたこともあって、Aメロがピアノメインだったり、サビから始まるところとかの今までにない展開に“今までそういう曲がないからいいじゃん”って言ってくれましたね。
ヴォーカル部分は2人の個性が前作以上にきれいに出ていますよね。
MEEKO
ラップもそうなんですけど、前作はガツガツいく感じだったんですけど、今回はAメロがしっとりしていて、バラードほどではないけど、静かな感じがMAICOの個性を引き出してて、弾けるところは私の個性も出せているので、ふたりの色がちゃんと見えるかなって。最後のサビ部分でMAICOが大きいメロを歌って、その後ろで私がラップを入れてる部分は、今までにない表現ですね。全員がぐっと来るものがありました。
MAICO
ツアーも控えていることもあって練習する時間がそれほどなくて、ふたりのユニゾンを合わせる部分が苦労したんですけど、楽しんでレコーディングできましたね。
前作のツアーですでに披露されていますが、今までにない曲風にファンの反応はいかがでしたか?
MEEKO
インディーズの頃からのお客さんはやっぱりライヴ感のある楽曲の方がノリがいいのは分かっていたから、不安は正直あったんですけど、“良かったよ!”って言ってくれたんです。今回のような曲でもちゃんと目を向けてくれたことがうれしかったです。受け入れてもらえたんだなって。
これをキッカケにいろんな曲調の曲が増えそうですね。
MAICO
めっちゃ激しい2ビートの曲とか、勝手にできちゃうかもですね(笑)。楽器隊がそういうのも好きなんで。
MEEKO
でも、何も意識はしてないですし、今後も自分たちなりの音楽を作っていくと思います。
アーティスト
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