新しい井上陽水のプロモーション・ビ
デオはオダギリジョーが井上陽水に!
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若き日の井上陽水に扮して路上ライヴをするオダギリジョー_1

7月16日(水)に発売される井上陽水のニュー・アルバム『弾き語りパッション』収録「傘がない」のプロモーション・ビデオの収録が7月2日(水)横浜 桜木町の駅前で行われた。
このビデオは『ゆれる』や『東京タワー〜オカンとボクと、時々オトン』他出演の若手実力派俳優・オダギリジョーが、ストリート・ミュージシャン=若き日の井上陽水に扮して路上ライヴをするというもの。プロモーション・ビデオで俳優がアーティスト本人を演じる作品は業界初のことだ。
この異色のコラボは、井上陽水とも親交の深いリリー・フランキーの映画『東京タワー〜オカンとボクと、時々オトン』にオダギリジョーが出演し、そのパンフレットでオダギリジョーは「井上陽水の「人生が二度あれば」の詞に感動した」と語っており、それを見たレコード会社のスタッフが、今回のプロモーション・ビデオの企画を井上陽水に提案して実現したのだそうだ。

2,000人を超える通行人やギャラリーがいるなか、桜木町駅の正面に巨大なクレーンカメラを設置しての撮影を終えると、井上陽水はオダギリジョーに対し「ハンサムだね。想像していたより、ずっといいね。しかも、すごく熱心だし。以前からCMや東京タワーなど見てきましたが、本当に才能のある人だなと感じました。」と語った。
オダギリジョーは収録、そして役作りについて「ライヴDVDを何度か見ました。陽水さんの曲は昔から聞いていました。」と語り、パフォーマンスについては「真似するのはやめました。独特な唄い方で似せることはできないですね。」と話した。

今回収録された「傘がない」は、72年5月に発売された井上陽水の1stアルバム『断絶』に収録された楽曲で、井上陽水のスタンダードとも言える楽曲。ファンの多いこの曲でオダギリジョーがどのように演じているのか、仕上がりが楽しみだ。

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