新たなスタートを切った5人が作り上
げた待望のニューアルバム『心技体』
。名曲たちに彩られた最新作をフィー
チャー!

今の5人で作る曲を全部詰めたいと思った

——前回のインタビューで、ひヵるさんが「すごく良いアルバムになりそうです」と言っていたので、とても楽しみにしていました。BORNの猟牙さんもこのアルバムをTwitterでべた褒めしていましたね。
幸樹:あれね! 本当に評論家みたいに書いてましたからね。すごく褒めてくれました。
——実際、あの言葉に偽りなし!の1枚でした。今回のアルバムは直人さんが入って初のアルバムですが、どんな作品にしようと思っていましたか?
直人:幸樹から作る前に、「せっかく5人で初めての長いワンマンツアーをやるから、ライブ映えする曲中心にしない?」っていう提案があったんです。でも、まずは各々が納得いくものを持ってこようって言っていたら、結果的に全部ライブ映えしそうな曲になりました。
——完成したアルバムは、当初思い描いていたものに近いものになりましたか?
幸樹:むしろ超えたと思いますね。これに関しては全員が同じことを言うんじゃないかな。早くリリースして、早く反響を耳にしたいです。
——前回「新しいダウトを見せたい」という言葉もありましたが、その点は意識しましたか?
玲夏:直人がドラムを叩く時点でこの5人として成立しているので、変に意識はしていないです。むしろ、意識せずとも自然とそうなったっていう感触はありますね。変にわざとっぽくなるより、自然体で発信できるのが一番じゃないですか。
——なるほど。そしてこのアルバムには5人それぞれの曲が入っていますね。
威吹:うん、すごくきれいに散らばりましたね(笑)。選曲の段階で30〜40曲くらいあって、バラエティ豊かなアルバムになるなと思っていたんですけど、できあがってみたら本当に色とりどりで、聴いていて楽しいです。
ひヵる:今回、5人の音を作品としてちゃんと作りたい、今の5人で作る曲を全部詰めたいと思って「恋ができない」以外の曲は新曲なんです。実際できあがった

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