7年ぶりに待望のアルバムを発売した
エンヤの癒しソングをご紹介

エンヤ『Dark Sky Island』ジャケット画像

アイルランド人アーティスト、エンヤをご存じでしょうか?日本でのデビューは1988年の「オリノコ・フロウ」。ポップスでもない、ジャズでもない、ロック、クラシック、オペラとも違う、今まで聞いたこともないような音楽が話題になりました。一貫してオリジナルの音楽を作り続けているエンヤの癒しソングをご紹介します。

≪その1≫耳に残る印象的な「Wild Child」

とても印象的な曲の始めの部分を聞けば、「あ、この曲!」と思うはず。2000年発表の4thアルバム『a day without rain』に収録されたこの曲は、シングルカットされ、日本でもCMや映画「冷静と情熱のあいだ」に使われました。

≪その2≫穏やかなメロディラインに酔いしれる「Caribbean Blue」

エキゾチックなタイトルが素敵なこの曲は、CMにも使われました。寄せては返す波のようなメロディラインに、うっとりと酔いしれてしまいます。Eurus(東風)、Afer Ventus(南風)、Boreas(北風)、Zephyrus(西風)、風の名前を表す不思議な響きが素敵です。

≪その3≫別れのメッセージが心に響く「One By One」

この曲も聴いているだけで音楽が体中に染み渡るような、なんともいえず不思議な曲です。恋人との別れを歌った切ないストーリーに、“Adios”という別れのメッセージが心に響きます。

≪その4≫アカデミー歌曲賞ノミネート作品「May It Be」

映画「ロード・オブ・ザ・リング」のために作ったこの曲は、アカデミー歌曲賞にもノミネートされました。ケルト文学を愛するEnyaは、「指輪物語」の大ファンで、物語の幻想的でかつ力強い雰囲気にピッタリの美しい曲を作り上げました。映画のエンディングテーマとして使われています。

≪その5≫エンヤの代表曲「Orinoco Flow」

1988年発表アルバム「Watermark」収録されたこの曲は、エンヤの代表曲ともいえる傑作です。初めて耳にする不思議な響きに、何度も何度も繰り返し聴いた日々を思い出します。アルバムは発売後いきなり1000万枚超の売り上げを記録しました。

■待望のアルバム『Dark Sky Island』

11月20日に7年ぶりとなる待望のアルバム『Dark Sky Island』が発売されました。
自動車の使用が禁じられるなど21世紀においても独自の法律や自治権を持っていて、「世界一美しい星空を眺めることが出来る島」として知られている“サーク島”から大きなインスピレーションを受けているとのことで、星空から降り注ぐような奇跡の歌声を是非堪能してみてください。
エンヤの独特な音楽は、遥か昔から伝わる幻想的なケルトイメージを感じさせてくれます。ゆったりとした曲を聴きながら眠ってしまうという人が多いのも頷けます。心の奥底に響いてくるような音楽の魅力を、ぜひ感じてみてください。

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