感情のストッパーを壊し、満面の笑顔で踊り騒げ!! A Barking Dog Never Bites、最新ミニアルバム『LIBOWTY』を手に全国ツアーをスタート!!
強靱な音を叩きつける圧巻のライブパフォーマンスを魅力にラウドロック系ファンから高い支持を得ている、ツインヴォーカル・バンドのA Barking Dog Never Bites。アグレッシブな面が際立つ激しく重厚なサウンドながら歌心を魅力にしたエモーショナルなバンドのように、今、ジャンルという枠を超えボーダレスな支持を広げている。
「ジャンルの壁を超える本当の意味を知らしめる!」という想いのもと、11月1日に提示した最新ミニアルバム『LIBOWTY』には、多様な音楽要素をミックスアップ。同作品を手に、A Barking Dog Never Bitesは、約2年半ぶりとなる全国ツアー「A Barking Dog Never Bites LIBOWTY TOUR」をスタートさせた。そのツアーの幕開けであり、ミニアルバム『LIBOWTY』のリリース記念を兼ねて行われたのが、「LIBOWTY release party ONEMAN SHOW」と題した11月4日(土)池袋Black Holeでのワンマン公演だった。
この日のライブでは、ミニアルバム『LIBOWTY』へ収録した楽曲を全曲余すところなく披露。初日はワンマン公演という理由もあり、『LIBOWTY』収録曲のブロックと既存曲たちを集めたブロックを組み合わせ、彼らの音楽性の変遷も巧みに提示していた。
「最初から踊り狂うぞ!!」の声を合図にライブはスタート、ミニアルバム『LIBOWTY』でも冒頭を飾った『ReBowty』が勢いよく飛び出した。重く跳ねるダンスロックナンバーへ共鳴するよう2STEPを踏み踊りだす観客たち。サビで響いたWataruのエモーショナルな歌声とRyoの荒ぶるスクリーム。2人の歌声と重厚な演奏のバトルに刺激を受け、観客たちの高揚した気持ちも大きく膨らんでゆく。己の存在を証明するように、最初からA Barking Dog Never Bitesは熱した感情を叩きつけてきた。
「まだまだ踊るぞ!!」、激しくグルーヴする演奏。容赦なく攻める『クラックティーンエイジャー』に触発され、フロアーから突き上がる無数の拳は、「もっともっと」と熱を求めていた。その期待へ応えるようにA Barking Dog Never Bitesは、メッセージ性の強い『BeBelieve』を突きつけた。「自分の信じた道を何処までも信じながら一歩一歩進め」「何のために生きているんだ」「たった一つしかないこの心で」、Sow(G) Talow(B) Kizuki(Dr)の叩き出す止まることない轟音のジェットコースターのような演奏に激しい興奮を覚えながら、彼らのライブに触れ「ここに居ることか生きている証だ」と感じていた。だからこそ、大勢の奴らがここへ集まったのだから。