Pete Miller

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    Pete Millerピート・ミラー

    まず、シド・バレット在籍時代のピンク・フロイドを彷彿とさせる、完成度の高いサイケデリック・ポップに驚かされる。
    時は60年代後半、フラワー・ムーヴメント真っ盛りのイギリスに現れたピート・ミラーは、今もって謎の人物だ。ビート・グループ、ジェイウォーカーズのメンバーだったという以外は詳細不明。しかしサウンドからは、純粋に彼の才能の豊かさが伝わってくる。フォーク/ロック/R&B/サイケデリック/インド音楽などがごちゃ混ぜにされたサウンドには、60年代当時の怪しげなパワーが渦巻いている。奇妙なコード進行の中、効果音が音空間を飛び回り、シタールが妖しい雰囲気を醸しだす。ミラーのヴォーカルも精気溢れる声から老人のようなしわがれ声まで変幻自在。ウ〜ン、こんな人物がいたなんて……。だからロックは奥が深い。

    曲・アルバム

    • The Rebuilding - Live EP

      2013年04月30日リリース
      アルバム・3曲

      • 1 Brighter (Live)
      • 2 Road to Pozzuoli (Live)
      • 3 Lift (Live)

      The Rebuilding - Live EP

    • Shake the Dawn

      2010年05月18日リリース
      アルバム・7曲

      • 1 Shake My Bones
      • 2 To See Your Eyes
      • 3 Regards
      • 4 Shoes
      • 5 You
      • 6 Daydreamer
      • 7 All That's Real

      Shake the Dawn