Monica
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Monicaモニカ
アメリカのR&Bシーンにおける、ロー・ティーン・パワーには本当に感心させられる。ブランディ然り、アリーヤ然り。そして、このモニカ——95年、弱冠14歳にして「ドント・テイク・イット・パーソナル」でデビューを果たし、その圧倒的にスキルフルなヴォーカル・ワークをもって大人たちを驚愕させる。同年発表した、1stアルバム『ミス・サング』も耽美な楽曲群を包容する充実した秀作に仕上がり、続けて放たれたシングル・カット曲は軒並みヒットを記録、彼女は一気にシーンの最前線へと躍り出た。彼女の堂々とした歌唱——特に低音から高音、あるいは高音から低音へと揺れ動くヴィブラートの利かせ方はナチュラルでエキサイティングだ。また詞作のなかには10代ならではの、どこか青春テイスト漂う甘酸っぱい雰囲気も随所に織り込ませている。——そういった玄人好みの実力と、ミディアム〜スローを中心とした美メロたっぷりなR&Bサウンドが相まって、リスナーの心をガッチリと掴んだのである。
続く、98年リリースの2nd『ボーイ・イズ・マイン』は少し地味な印象の楽曲を内包し、巷で大きな反響を得ることはできなかったが、モニカのその類希なヴォーカル・ワークは輝きを失ってはいなかった。さらに03年には3rd『アフター・ザ・ストーム』を発表。貫禄を増したヴォーカル・ワークで、シンコペーションするバウンシー&ダンサブルなトラック群を上手く乗りこなして見せた。もちろんしっとり聴かせるミッド〜スロウで、その美しい歌声の真骨頂を示しもしたわけだ。
続く、98年リリースの2nd『ボーイ・イズ・マイン』は少し地味な印象の楽曲を内包し、巷で大きな反響を得ることはできなかったが、モニカのその類希なヴォーカル・ワークは輝きを失ってはいなかった。さらに03年には3rd『アフター・ザ・ストーム』を発表。貫禄を増したヴォーカル・ワークで、シンコペーションするバウンシー&ダンサブルなトラック群を上手く乗りこなして見せた。もちろんしっとり聴かせるミッド〜スロウで、その美しい歌声の真骨頂を示しもしたわけだ。
Monicaのニュース
- SPICE2023年12月22日
- SPICE2023年09月04日
- SPICE2023年06月30日
曲・アルバム
Code Red
2015年12月18日リリース
アルバム・14曲- 1 Code Red (feat. Missy Elliott & Laiyah)
- 2 Just Right for Me (feat. Lil Wayne)
- 3 Hustler's Ambition (feat. Akon)
- 4 I Know
- 5 Alone in Your Heart
- 6 Call My Name
- 7 Love Just Ain't Enough (feat. Timbaland)
- 8 Suga
- 9 Ocean of Tears
- 10 All Men Lie (feat. Timbaland)
- 11 Anchor
- 12 I Miss Music
- 13 Deep
- 14 Saints & Sinners
Code Red
Five Little Trolls - Single
Love Lost
2015年11月10日リリース
アルバム・20曲- 1 That Other Guy
- 2 If Life Should Be This Way
- 3 Stay
- 4 Why Oh Why
- 5 Crying
- 6 Me and You
- 7 If I Could Be
- 8 In This Trap
- 9 Things Once Lost
- 10 Who to Listen
- 11 You End My Baby
- 12 Fighting Angels
- 13 Why Do You Cry
- 14 Nowhere to Go
- 15 You Won't See Me Again At All
- 16 Drowning a Broken Heart
- 17 I Am Losing You
- 18 The End
- 19 When You Are Me
- 20 I'm in Love
Love Lost
I Am Losing You - Single
Now Love's Gone Away - Single