MIMS

ジャマイカン系の親のもと、幼少期よりニューヨークはアッパー・マンハッタン（ワシントン・ハイツ）のハスリングで有名なドミニカ人地区で育ったミムズは、13歳の時に母親からもらったDJ機材をキッカケに音楽との最初の出会いを果たした。そこからDJ／エンジニアリング／プロデュースなどに傾倒するようになるが、両親の死という悲劇を経て、少年はマイクを握って生きていくことを決意する。高校では優秀な成績を収め、大学へと進学するが、強くなる一方のヒップホップに対する思いを断ち切れず中退。その後は自宅で作品作りに没頭する日々が続いたが、03年にインディーからシングル「I Did You Wrong」をリリース。そして、06年にリリースしたダーティー・サウス・フレイヴァー満載なDJブラックアウトのプロデュースによるシングル「This is Why I’m Hot」が各地のクラブや＜HOT 97＞などのラジオでかかりまくり、大ヒットを記録。これをきっかけに、レコード会社間の争奪戦を経て＜キャピトル・レコーズ＞と契約し、メジャー・デビュー・シングルとして改めて「This is Why I’m Hot」をリリースした。同曲は全米シングル・チャート１位獲得の快挙を成し遂げ、その勢いも止まらぬままリリースされたアルバム『Music Is My Savior』も見事全米チャート初登場４位を獲得。