Ecstasy, Passion & Pain

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    Ecstasy, Passion & Painエクスタシー・パッション・アンド・ペイン

    恍惚/情熱/苦痛という人生の三大要素(?)をそのままグループ名に冠してしまった6人組。メイン・ソングライターであり、ゴスペル上がりの女性シンガー、バーバラ・ロイ(リード・ギターもこなす!)を中心に、それぞれのメンバーは、コーラスはもちろん、楽器もこなすのだが、フィリー・ソウル名盤の1枚に数えられる『Ecstasy, Passion & Pain』(74年)では、ボビー・マーティン率いるM.F.S.B.がバックを担当。一見、バーバラの泥臭い歌唱は流麗なフィリー・サウンドとミスマッチを思わせるが、なかなかどうして、ダンサーに、スローに、抜群の相性をみせる。「Ask Me」や「I Wouldn't Give You Up」といったナンバーがヒットを記録した。
    また、同時期に録音された「Touch and Go」は、ハウスのリズム・パターンの雛型になったと言われている。