井上 鑑、11年ぶりオリジナルアルバムと編曲作品集の詳細公開
数々のアーティストを支える日本が誇る音楽家「井上 鑑」、11年ぶりのオリジナルアルバム『OSTINATO』、編曲作品集『「Seeing」is「Believing」』の収録内容とジャケット写真が公開された。
11年ぶりとなるオリジナルアルバム『OSTINATO』は「日英」の名うてのプレーヤーが参加。UKからはピーター・ガブリエルのバンドの中心として存在感を発揮したデヴィッド・ローズ(Gt)や、シンプル・マインズなどで活躍したジョン・ギブリン(Ba)、さらにはキリング・ジョークや矢沢永吉などの仕事で名高いジェフ・ダグモア(Dr)が、日本からは、いわゆる“ファースト・コール・ミュージシャン”として多くのアーティストから引っ張りだこのテクニシャン、山木秀夫(Dr)、高水健司(Ba)、今剛(Gt)他、最強のメンバーが参加。ミックスはトム・ウェイツ、エルヴィス・コステロ、シェリル・クロウ、アークティック・モンキーズなどを手がけたチャド・ブレイクが担当。
編曲作品集『「Seeing」is「Believing」』は、井上 鑑が作詞・作曲・編曲などで関わった数々のアーティストの音源をコンパイルした「ユニバーサル ミュージック盤」「ソニーミュージック盤」の2タイトルが同時発売される。『Seeing』は福山雅治の名曲「クスノキ」が新編曲によるチェロ・アンサンブル・バージョンで収録され、アコースティックギターとピアノというシンプルな編成の原曲がどう生まれ変わるのか期待される。『Believing』には、大瀧詠一(「大瀧詠一楽団」名義)がドラマ劇中用に制作し、アルバム未収録だったインスト曲「Istanbul(Not Constantinople)」が初収録される。